4月
入学式
・北高で入学式。
・一年五組にキョン、涼宮ハルヒ、谷口、国木田、朝倉涼子らが配属。担任は岡部(体育教師、ハンドボール部顧問)。
・涼宮ハルヒ、自己紹介。「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
(入学式の翌日以降)
・キョン、涼宮ハルヒに話しかけるも、「時間の無駄」扱いされる。
(キョンと涼宮ハルヒのファースト・コンタクトから一週間程度)
・キョン、谷口から、涼宮ハルヒが中学時代、東中学校の校庭に白線で巨大な絵文字を描いたエピソードを聞く。
(上述の出来事とは同時進行と思われる時期)
・涼宮ハルヒ、髪型を毎日変えてくる。キョン、曜日が進むごとに髪を結ぶ箇所を増やしている髪型変化の法則性に気付く。
・涼宮ハルヒ、北高のあらゆる部活に仮入部し、結局どこにも入部せず。
5月
*推察するに、後述する適宜表記した日付のうち、
「 〜d 」が5月第1〜2週、
「 e〜j 」が5月第3週、
「 k〜p 」が5月第4週と考えられる。
ゴールデンウィーク
・キョン、妹連れで田舎のお婆さん家へ。
ゴールデンウィーク明け1日目(水曜日)
・キョン、涼宮ハルヒに「曜日で髪型変えるのは宇宙人対策か?」と質問。逆に髪型変化の法則にいつ気付いたか聞き返される。
・涼宮ハルヒ、キョンに対し「あたし、あんたとどこかで会ったことがある? ずっと前に」と質問。この時点でのキョンは当然「いいや」と返答。
ゴールデンウィーク明け2日目(木曜日)
・涼宮ハルヒ、長かった髪をバッサリ切って登校。これに伴い、髪型変化の法則を途絶。またこの日以降、ホームルーム前にキョンと会話するのが日課に。
a(ゴールデンウィーク明け2日目と同じ日かそれ以降)
・キョン、涼宮ハルヒに、全部のクラブに入ってみた話を確認。
b(aの翌日以降)
・キョン、涼宮ハルヒに、付き合う男を全部振った話を確認。
c(bと同じ日かそれ以降)
・一年五組で席替え。
・(授業中)涼宮ハルヒ、キョンの言葉をヒントに、自分で新しい部活を作ることを思いつく。この時点でキョンは既に部員同然に。
・(休み時間)涼宮ハルヒ、キョンにクラブを新設するための条件を調べることや、提出書類を揃えるよう協力を要請。
・(放課後)涼宮ハルヒ、文芸部の部室を、新しい部の部室に選ぶ。さらに文芸部員の長門有希を新しい部の頭数に勘定。
d(cの翌日)
・涼宮ハルヒ、朝比奈みくるを勧誘。朝比奈みくる、これを承諾。
・涼宮ハルヒ、新しい部活の名前を「SOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)」と決定。
e−1(eの前日)
・涼宮ハルヒ、パソコンショップに立ち寄り、店員にパソコンの最新機種をリストアップしてもらう。
e(dの翌日以降)
・涼宮ハルヒ、コンピュータ研究部部長に朝比奈みくるの胸をまさぐらせ、セクハラ現場を捏造。
・涼宮ハルヒ、コンピュータ研究部から最新のパソコンを一台譲ってもらう。また諸々のネット接続やLANケーブルの配線も行ってもらう。
*「 f、g、h、i 」には曜日の記述は無いが、「 j 」が土曜日で、それまでの4日分は1日おきの出来事なので、曜日を特定。
f(eの翌日以降:火曜日)
・キョン、SOS団のウェブサイト作成を手がけ始める。
・長門有希、キョンに分厚い海外SFものの本を貸し与える。(f、g、hの3日、長門有希は所定の時間に、光陽園駅前公園で待っていたと思われる。)
・涼宮ハルヒ、「SOS団結団に伴う所信表明」発表。
・涼宮ハルヒと朝比奈みくる、「SOS団結団に伴う所信表明」を広めるため、バニーガールの扮装をし、北高校門前で同文書が記述されたビラを配布。
g(fの翌日:水曜日)
・朝比奈みくる、学校を欠席。
h(gの翌日:木曜日、時期は5月中旬)
・涼宮ハルヒ、北高の一年九組に転校生がやって来たことをキョンに語り聞かせる。
・涼宮ハルヒ、転校してきたばかりの古泉一樹をSOS団に勧誘。古泉一樹、これを承諾。
・キョン、長門有希が貸し与えた本に『午後七時。光陽園駅前公園にて待つ』という栞が挟まれていることに気が付く。
・長門有希、キョンに対して自分が宇宙人であることや、情報統合思念体などについて告げる。
i(hの翌日:金曜日)
・涼宮ハルヒ、朝比奈みくるにメイド服を着用するよう命令。
・キョン、朝比奈みくるの露出した胸元などを撮影。
・涼宮ハルヒ、朝比奈みくるが部室にいる時はメイドの扮装をするよう命令。
j(iの翌日:土曜日)
・SOS団、第1回の市内探索を実施。
・午前の探索は「キョン&朝比奈みくる」「涼宮ハルヒ&長門有希&古泉一樹」の2組に分かれる
・朝比奈みくる、キョンに対して自分が未来人であることを告げる。
・午後の探索は「キョン&長門有希」「涼宮ハルヒ&朝比奈みくる&古泉一樹」の2組に分かれる
・キョンと長門有希、図書館で時間を潰す。キョン、長門有希の図書カードを作ってもらうよう手続きを行う。
k(jの2日後:月曜日)
・古泉一樹、キョンに対して自分が超能力者であることや、『機関』について告げる。
l(kの翌日:火曜日、6月まであと1週間くらい)
・キョン、涼宮ハルヒが昨日、市内探索を行ったコースを再度巡っていたことを聞く。
・朝倉涼子、キョンの暗殺を決行するも、長門有希の妨害により暗殺失敗。
・長門有希、朝倉涼子との情報連結を解除し、存在を消滅させる。
・長門有希、眼鏡の再構成を忘れていたところ、キョンに「してないほうが可愛いと思うぞ。」と言われ、再構成しないことに。
・長門有希、朝倉涼子の存在消滅を埋め合わせるための情報操作を行う。
m(lの翌日:水曜日)
・岡部担任、一年五組の生徒に、朝倉涼子が昨日のうちに外国(カナダ)へ転校したと伝える。
・朝比奈みくる(大)、左胸の胸元にある星形のホクロをキョンに見せる。
・朝比奈みくる(大)、キョンに「白雪姫」のヒントを伝える。
・涼宮ハルヒ、キョンを連れて、朝倉涼子が住んでいたマンションを訪ねる。マンションを捜索中、長門有希も同じ建物に住んでいることを認知。
・古泉一樹、キョンに閉鎖空間と《神人》の存在を実体験させた後、自身の超能力を披露。
n(mの翌日以降)
・キョン、「 i 」で撮影した画像をチェックし、朝比奈みくるの左胸の胸元に星形のホクロがあることを確認。
・涼宮ハルヒ、朝比奈みくるがキョンにじゃれついているところを目撃。
nからoにかけての夜
・涼宮ハルヒ、現実世界を消去して新しい世界の創造を決め、キョンと2人きりになる閉鎖空間を形成。
・キョン、涼宮ハルヒに自分がポニーテール萌えで、ハルヒのポニーテールが似合っていたことを告げる。
・キョン、涼宮ハルヒにキスをして、現実に目覚めさせる。
(なおこの夜の出来事について、涼宮ハルヒは夢の中の出来事として認識している)
o(nの翌日)
・涼宮ハルヒ、黒髪の後ろをポニーテールっぽく、くくった状態で登校。
・キョン、朝比奈みくるに、左胸の胸元に星形のホクロがあることを教える。
p(oの翌日以降:休みの日)
・SOS団、第2回目の「不思議探索パトロール」を実施。ただし参加者は涼宮ハルヒとキョンの2人だけ。
●溜息
・キョン、涼宮ハルヒに対し、「長門有希は宇宙人、朝比奈みくるは未来人、古泉一樹は超能力者」であることを伝える。涼宮ハルヒ「ふざけんなっ!」と、この話を信じず。