第0週
台風から一夜明け、いよいよ「アイドルマスター」をプレイすることに。
設置店にて筐体を見つけ、近くに置いてあった手引き書に軽く目を通す。あらかじめ公式HPや2chの本スレを見て予習はしていたが、復習も兼ねて。
手引き書をざっと読んだ後、筐体に空席があったので、すぐにゲームをプレイできた。カード2枚分と初回プレイ分として、600円を投下。プロデューサーカードのパスワードを決めた後、あらかじめ決めておいたプロデューサー名を入力してゲーム開始。
筐体にイヤホンをはめ込む。わざわざ用意したのは大袈裟かもと思ったが、周囲の筐体やセンターモニターからのサウンドが大きいため、自分がプレイ中のゲーム音がはっきり聞き取れて良い。今後もイヤホンは必須か。
第1週
<オフィス・朝>
まずはプロデュースするアイドルの選択。当然ながら、プロデュースできるのは今のところ一人だけ。まぁこのゲームシステムで「誕生」みたいにいきなり3人をプロデュースするのは難しいだろう。
選択したアイドルは、第一印象から決めていた癒し系お姉さんキャラの三浦あずさ(20)。10歳年下相手にお姉さんとか言ってんじゃねぇよバーカ、バーカ、自分のバーカ。ところで選択前に、思わせぶりにメインヒロインとおぼしき天海春香がチラッと現れたのだが、あれは共通イベント?
三浦あずさ、いきなり迷子になっているという。20歳にもなって迷子はねぇだろ。しょうがないので繁華街まで迎えに行く。出会って早々、会話が全然成り立たない。おもしろい人だと指摘したら、テンションが下がりやがった。前途多難だ。
<レッスン>
ダンスを選択。ミニゲームの難易度はまだ簡単なので、無難に全て成功。
「ノーマルレッスン」の判定。どうやらレッスンで好成績を残すほどパラメーターがアップする模様。
<コミュニケーション>
初日なので「ミーティング」になった。あずさに対し、ここに来る前は何をしていたかを聞いたら、お買い物をしていたという返答。コイツ、天然だ。
話を進めると、事務所に入る前は短大生をしていたという。本人は5年くらいかけて有名になりたいと言っていたが、それではもうオバサンになってしまうがな。
あまりにおっとりしているマイペース型の性格を気にし始めたので、直した方がいいか聞いてきた。コミュニケーションに苦労しそうであるが、そのままで全然OKである。つぅか、そういう性格だから選択した。
「ノーマルコミュニケーション」の判定。コミュニケーションにも判定があるのか。
<オフィス・夜>
ファンなんていつの間に付いたんだ? と思っていたら、これはプレイヤー本人という意味か。ファンからのプレゼントも、プレイヤーが贈ったモノという意味か。
社長からは、活動3週目にTV出演を目指せと厳命を下された。どうやら強制イベントっぽい口調。
- ファン人数:1人
- ファンからのプレゼント:お姫さまティアラ
プレイ後、プロデューサーカードとユニットカードが出てきた。ユニットカードの裏面が、何と偶然にも三浦あずさ。特にメリットがあるわけではないが、カードデザインとユニットが一致したということで、私的なテンションが大幅アップ。
第2週
500円を投下して、さらに3プレイ分を継続。
<オフィス・朝>
あずさと対面するが、私の名前を既に忘れていた。おーのー。天然にも程がある。私がプロデューサーであることをキチッと言ったら、テンションが上がった。
今週は衣装を選択。服装は「キュート&ガーリー」で、色は「サンフラワー」。「?」のマスが多いのは、ただ単にキャラクターによって選べない衣装があるのか、それともプロデューサーのレベルによるものか。まぁ後者だとは思うけれど、プレイを続けていれば、そのうち分かるか。アクセサリーは、先週プレゼントした「お姫さまティアラ」と、「宝石のチョーカー」を選択。アクセサリーの効果がイマイチ把握できていないが、とりあえず似合いそうなのを選択。
<レッスン>
歌詞レッスンを選択。ミニゲームは、クイズマジックアカデミーの並べ替えみたいな形式だった。ゲームを無難にこなし、「ノーマルレッスン」の判定。
<コミュニケーション>
“2日目”は「作曲家挨拶」で固定の模様。ゲーム自体は週単位なのだが、ストーリーは日単位で進んでいるのか?
作曲家にデビュー曲を作ってもらえるよう挨拶。あずさはどうやら緊張しているらしい。活を入れたいのでホホを叩いて欲しいと言われたので、ちょんと叩くつもりが、タッチパネルの位置がちょっとズレてた。判定シビアだな。
ホホをきちんと叩けなかったせいか、話し合いが上手く行かなかった。でも「ノーマルコミュニケーション」の判定。気が付くと、ハートの数字が「03」になっていた。この数字、やっぱり大きい方がいいんだろうな。
<オフィス・夜>
あれ? ファンの人数がいつの間にか増えてる。一体誰だろうと思っていたら、2人目は先程話し合いをした作曲家だった。ベタかもしれんが、にくい演出ですな。その作曲家から銀のペンダントを贈られた。
社長の話によると、次はオーディションを受けることになった。あずさと共に、完璧を目指して頑張ろうと誓う。
- ファン人数:2人
- ファンからのプレゼント:銀のペンダント(075)
第3週
<オフィス・朝>
朝の挨拶。やけに元気だねぇと声をかけたが、特にテンションは変わらなかった。
今日はいよいよオーディションなので、デビュー曲を決める。何か手順がおかしい気もするのだが、これはゲームだから気にしないことにする。
候補曲を一通り視聴。タイトルを冠した「アイドルマスター」も捨てがたかったが、2chで人気の高かった「蒼い鳥」を選択。確かにコレ、いい曲だわ。この曲を選択したからなのか、ボーカルのパラメーターが大幅アップ。
<オーディション>
選択肢に「レッスン」もあったので、「あれ? 強制イベントじゃないんだ」と思いつつ選択したら、強制的にオーディションへ行かされた。なら選択肢に入れんなよ。
選択したオーディションはE・F限定の「ザ・オーディション」。合格すれば、TVに出演してファンを1000人獲得できるという。何でファンになる人数がそんなキッチリ分かるんだろう? まぁこれはゲームだし。
オーディション会場。建物の外観、どこかで見覚えがあるのだが....どこだっけ?
オーディションのライバル5人は、いずれも「神奈川/ナムコ」所属。一発でCOMと分かる親切設計。
オーディションの意気込みを聞かれたところ、あずさに「がんばります」と答えるように指示したら、テンションが下がった。オーディション直前、あずさがガチガチに緊張していた。これを解きほぐそうと「初めてだから気楽に」とリラックスを促したところ、「気楽にといわれても〜」と更にガチガチになってテンション減。天然女の思考が読めねぇ〜。てか今私がやってる仕事って、プロデューサーというよりマネジャーじゃなかろうか。
オーディションの練習プレイ。チュートリアルの説明がすんげぇ雑。2chで予習していなかったら、アピールパネルをタッチする必要があることに気付かなかったよ。練習プレイでタッチの感覚をおぼろげに理解。オーディション中、3回まで「思い出」というものを使えるそうで、これも練習したところ、3回ともバッドが出やがった。目押し、下手だなぁ。
オーディション開始。(順位表示などは基本的に「ビジュアル-ダンス-ボーカル」とする。)流行はボーカル>ダンス>ビジュアル。ボーカルを重視して、ダンスとビジュアルは最下位にならない程度に上げるようプレイ。第1回審査は5-5-2で☆5個獲得。第2回審査は5-3-2で☆8個獲得。この時点で1位とは☆1個差の2位。第3回審査は、途中でボーカル審査員の興味がかなり下がってきていたので、あえてビジュアルに走る。ボーカル審査員を何とか残し、2-4-2とし☆7個獲得。トータルで☆20個を獲得し、見事同着1位。この結果により、あずさが「素人→半人前アイドル」にクラスアップ。イメージレベルもLv2に。
あずさのTVデビュー。アクシデントの発生、多すぎ。一曲歌うだけで何回転んでるんだよ。あとカメラ撮影ができるようなので、バシャバシャ撮りまくる。
<オフィス・夜>
社長から、3日間おつかれーってなねぎらいの言葉をかけられる。壮絶な3日間だったな。薄々思っているのだが、やっぱり「週間」と入れるところを「日間」と間違っているんじゃないか? このゲーム。
TV出演を機にファンが一気に1000人増加。これによりランクFのアイドルに昇格。ランクFになると、10週以内にファンの人数を1万人にしなければならないという。1万人を達成できればランクEになり、達成できなければ引退。随分過酷なシステムだ。
- ファン人数:1002人
- ファンからのプレゼント:天使の羽根(051)
第4週(残9週)
<オフィス・朝>
かるーく「おっはよっ、あずささん」と挨拶したところ、意外と好感触。ツカミはバッチリ。
<レッスン>
中の人達からビジュアルレッスンを薦められたので、表現力レッスンを選択。画面を飛びまわるパネルの中で、所定のもののみをタッチしていく形式。取っつきにくそうだな〜と思っていたが、意外と面白い。あずさが天然ヅラしてすっとぼけ、レッスン1回分ブッチしやがったが、「ノーマルレッスン」の判定。
<コミュニケーション>
「ある日の風景1」を選択。
ある日の風景と言うからには、場所はどっかその辺の道端か公園かと思ったが、デパートの屋上とは予想できんかったな。んじゃぁここでイベントをやるのかな〜と思いきや、デパートの屋上であずさのイベントを行う話を持ちかけたら断られた、という非常にしんみりした内容。駆け出しアイドルの悲哀を感じる。
カンコ鳥が鳴くほど閑散としているデパートの屋上にて、あずさと現実的な将来の話。アイドルを止めて、デパートやコンビニの売店で働き、レジ係のアイドルになるとか言い出したので、そんなもったいないと引き留める。どうも話を聞いた感じ、今は親の仕送りで生活しているのだが、これ以上負担をかけさせたくないので、自分でバイトをして生活費を得たい模様。駆け出しのアイドルって給料安そうだし、大変だなぁ。とりあえず、下手なバイトをされてはたまったもんじゃないので、うちの事務所の仕事を勧める。
判定は「グッドコミュニケーション」。レッスンを通じて、グッド判定は初めてなので、結構嬉しい。
<オフィス・夜>
気が付いたら、あずさのテンションが「05」になっていた。努力しても報われないことはあるが、まぁ今後も頑張っていきたいのう。
- ファン人数:1036人
- ファンからのプレゼント:ルビーの腕輪(110)
以上で初日のプレイを終了。やべっ、これ面白い。どれくらい面白かったかというと、プレイ当日にこんなページを立ち上げて、ナムコの携帯コンテンツに即日登録したくらい。やっぱり学生の頃「誕生」を楽しんだ身だもんで、アイドル育成自体が楽しい。
さてさて、このプロデューサー日誌、一体どこまで続けることやら。あっさりFランクで引退したから止めた、ってな三日坊主だけは避けたいのう。