宝治合戦

北条時頼・安達景盛が三浦泰村・三浦氏を滅ぼす

●過去の出題傾向: (4回)「宝治合戦で北条時頼が滅ぼしたのは何氏」→「三浦氏」; (2回)「宝治合戦で三浦氏を滅ぼした執権」→「北条時頼」; (2回)「北条時頼が三浦泰村とその一族を滅ぼした出来事」→「宝治合戦」

●学習メモ(覚えておきたいこと・私的メモなど)
滅ぼした側、滅ぼされた側、出来事の名称のいずれが問われても答えられるようにしておきたい項目です。

宝治合戦(ほうじがっせん)は1247年(宝治元年)に起こりました。
北条時頼と「安達景盛(あだちかげもり)」が、有力御家人であった「三浦泰村(みうらやすむら)」および三浦氏を滅ぼした出来事です。
宝治合戦に敗れた三浦氏は、「法華堂(ほっけどう)跡」で500人余りが自害しました。この法華堂跡は「源頼朝墓・北条義時墓」です。
三浦氏の滅亡により、北条氏はその権力を更に強固にしました。

滅ぼされた三浦泰村は三浦義村の次男です。
三浦義村は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で山本耕史さんが演じた人物です。
ドラマでは義村が三浦氏を繁栄させて最終回を迎えましたが、次の泰村の代で無常にも滅んでしまいます。

一方、滅ぼした側の安達景盛も、『鎌倉殿の13人』に少しだけ登場しています。
第22話では幼少時の弥九郎(演者・渡部澪音さん)として、父・安達盛長(演者・野添義弘さん)と一緒に登場しています。
第28・29話では新名基浩さん演じる安達景盛が登場しました。
作中、景盛は源頼家(演者・金子大地さん)に妻・ゆう(演者・大部恵理子さん)を奪われそうになりました。
これを盛長が断ったため、頼家が安達親子の首をはねようとしました。
この時に安達景盛が処刑されていたら、宝治合戦はどうなっていたことでしょう。

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