梶原太刀洗水

梶原景時が上総介広常を斬った太刀の血のりを洗い流した湧き水

●過去の出題傾向: (3回)「梶原太刀洗水は、どの切通の岩肌から湧き出ている」→「朝夷奈切通」; (3回)「梶原太刀洗水は梶原景時がある武将を斬った太刀の血のりを洗い流したという湧き水であるが、その武将は」→「上総介広常」; (1回)「上総介広常を討った太刀の血のりを、朝夷奈切通の湧き水で洗ったという伝説がある武将」→「梶原景時」

●学習メモ(覚えておきたいこと・私的メモなど)
梶原太刀洗水がある切通と、その名の由来となる伝説で斬られた人物・斬った人物は覚えておきたい所です。

「梶原太刀洗水」の読み方は「かじわらたちあらいみず」です。
梶原太刀洗水は朝夷奈切通の「太刀洗川(たちあらいがわ)」に沿った岩肌から湧き出ています。
関連ページ：滑川の名称　太刀洗川、胡桃川、滑川、坐禅川、夷堂川、炭(墨)売川、閻魔川

1183年(寿永3年)、源頼朝の命を受けた梶原景時が、上総介広常を討つ出来事がありました。
この時、梶原景時が上総介広常を斬った太刀の血のりを洗い流したと伝わるのが梶原太刀洗水です。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第15話では、梶原景時(演者・中村獅童さん)が上総広常(演者・佐藤浩市さん)を斬る場面が描かれました。
いわゆる「上総広常ロス」を生み出す名場面でした。
この回のドラマの後に流れた紀行の中で、梶原太刀洗水が紹介されていました。
梶原景時は広常を斬った太刀の血のりを、何を思いながら洗い流したのでしょうか。

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