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鎌倉検定3級「寺院・神社」頻出項目
圓應寺 本尊・木造閻魔大王坐像(笑い閻魔)
鎌倉検定3級出題頻度 : 7回
- ●過去の出題傾向
- (3回)「運慶が笑いながら彫ったことから像も笑っているように見えると言い伝えられる、圓應寺の本尊」→「閻魔大王像」
- (3回)「圓應寺の本尊である閻魔大王坐像を、笑いながら彫ったと伝えられる仏師」→「運慶」
- (1回)「「笑い閻魔」として親しまれる木造閻魔大王坐像が本尊である寺」→「圓應寺」
●学習メモ(覚えておきたいこと・私的メモなど)
圓應寺の本尊とその別名、それを彫った仏師を覚えておきたい項目です。
圓應寺(えんのうじ)は山ノ内にある臨済宗建長寺派の寺院で、建長寺の境外塔頭です。
山号は新居山(あらいざん)。開山は智覚(ちがく)禅師(桑田道海(そうでんどうかい))。創建は1250年(建長2年)とされています。
死後に出会う十王を祀っていることから「十王堂」の別名があります。
本尊は「木造閻魔(えんま)大王坐像」で、国の重要文化財に指定されています。
鎌倉時代、仏師・「運慶(うんけい)」が彫った仏像です。
運慶が笑いながら彫ったことから像も笑っているように見える伝説から「笑い閻魔」の別名があります。
圓應寺には笑い閻魔以外にも、重要文化財に指定されている仏像があります。
1251年(建長3年)に作られた、鎌倉地方様式の代表作とされる「初江王(しょこうおう)坐像」もその一つです。
圓應寺の前身は、滑川の下流域にあった「新居閻魔堂」です。
1703年(元禄16年)の大地震による津波で建物が被害を受けたため、今の山ノ内へ移転しました。
この新居閻魔堂があった滑川の流域は「閻魔川」と呼ばれています。
関連ページ:滑川の名称 太刀洗川、胡桃川、滑川、坐禅川、夷堂川、炭(墨)売川、閻魔川
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