1997/12/14
関東指オープンに参加。受付で上田さんと1対1を戦い、あっさり負けて100円増しとなる500円の参加費を払う。今日の大会は「押しごろの問題を多く揃えています」という謳い文句があったので、参加者の面々を見ると、オープン大会が開催されるようになる前からクイズをしているプレイヤーが比較的多い印象があった。逆に、難問追求型の若いプレイヤーが参加していないのは残念だった。クイズのタイプによって好き嫌いがあるのは理解できるが、そのタイプで参加するしないを決めてしまうのはどうかという気もするのだが。
1Rは抽選で10組に分かれての1○1×、各組5人勝ち抜け。私が組み込まれた4組目には何やら予選通過の常連が多く、木下、新井浩さん、上野さん、深澤、若林一也さんと厳しいメンバーが揃った。若林さん、深澤が抜けたところで「1ケタの素数を全て掛けるといくつ?」という、今時のオープン大会では絶対に聞かないタイプの問題で解答権を取り、頭の中で暗算して「210」を正解し3抜け。その後、木下、上野さんが順に抜け、新井さんが貧乏くじを引いた。
2Rは先程のラウンドを勝ち抜けたメンバーに、敗者復活してきた新井さんが加わって、6人→4人の2○3×。ちなみに、敗者復活で最下位の成績だった元祖ヌーこと都立大の沼尾伸之が一気に準決勝進出となって“さらし者”にされていた。さて2Rの方は、深澤がたった3問で抜けたあと、「操り人形をマリオネット/」「ギニョール」、「死亡率、出生率とは、人口何人に/」「1000人」と、懐かしい問題を正解して2位抜け。
3Rは3○3×で、前のラウンドでの勝ち抜け順位と、勝ち抜けに要した問題数によって組分けされ、7人中3人が準々決勝、さらに2人が準々々決勝へ進出できる、結構美味しい2組目へ組み込まれた。しかし、岩村さん、木下、飯田の3人が好調に正解していくのに焦ってしまい、序盤に2×を付ける苦しい状態。結局は先の3人が準々決勝枠を抑え、私は2○2×にまで盛り返すも一歩及ばず敗退。
ちなみに準決勝前にもう一回敗者復活があり、ここで行われた「実際にやってみようクイズ」(クイズじゃないけれど)には笑った。「「クイズとかけまして」のオチ」では「冷蔵庫の中の氷」→「解けそうで解けない」と、絶妙な間合いでの掛け合いは会場中からの拍手を取っていた。また、「この会場にいる人の中で、あなたが一番嫌いな人にビンタをしてください。」という出題?では松尾浩が解答権を取り、何の躊躇もなく一直線に平田了の方へ歩いて行きビンタしたのには笑った。(また見逃せないのは、松尾が解答権を取った直後、平田が秘かに眼鏡を外していた点も笑えた要素であった。)
そんなこんなで決勝戦の10○5×、18禁なネタを次々正解する深澤が常にリードを保ち、9○で最初にリーチをかけたものの4×。それでも最後は昔ベタとされる問題で10○として、マンオブに続く2週連続優勝をかっさらった。
全般的に、4年前にタイムスリップしたかのような懐かしさを感じさせる出題で、いろんな意味で見応え十分な内容だった。