1997/12/06
第15回マンオブに参加。年々参加者が減りながらも250人くらい(私の目算)参加者を集めていた。学生自体が減っているため、予選通過人数は45人と狭き門となった。ただ第4回K−1の予選でマンオブ参加資格者のみを選んでいくと、ちょうど100位が45人目ということなので、自分の持てる力をちゃんと出せれば予選落ちはないだろうという自信はあった。
で、予選ペーパーなのだが、えらく難しい。下手をすると予選落ちするだろうが、自分が難しいと感じるものは皆も難しいと視点を変え、いくつか思い出せないものがあったが、そこそこ解答欄を埋める。ペーパー終了後に、問題の難しさについて「ペーパークイズに関する謝罪文」という文章が配布されたが、問題の難しさについて謝罪する文章を作る暇があるんだったらペーパーを作り直せよ。
自己採点は25点で、回りの様子からボーダーラインは20点前後と予想できたので一安心。ペーパートップは福本慎一郎君で36点と驚異的な成績でシードを獲得していた。
2Rの2○2×、私は12位で3組目に組み込まれる。予選成績によるアドバンテージで牟禮はすでに1○の状態。他にも春日、亮などがおり、勝ち抜けの可能性は五分五分。問題はそれほど難しくないのだが、守りに入ってしまって解答権を取れない。8問目で亮が勝ち抜け、残る席が4つとなってもまだポイントを持っていなかった焦りからか、答えが思い出せず1×を付け窮地に立たされる。しかし人間追いつめられると開き直れるのか、守りのクイズを捨ててポイント部無視の押しで「セコイア」を正解して1○1×。春日、西岡巧君、そして牟禮が「群ようこ」を正解して勝ち抜け、残る席は一つ。16問目、何か彗星とか言っているので、またポイント部無視の押しで解答権を取り「メシエ」を正解し、最後の席に滑り込む。これでマンオブ5年目にして、ある種の悲願であったマンオブの3Rに初めてコマを進めることができた。
3Rのコーナー別は「1.殺人マシン 2.早押しボード 3.ポイント換算」の順に選択したが、単純に正解するだけではなく、駆け引きが重要となる形式は敬遠されやすいため、2Rラスト抜けの私は「ポイント換算」に組み込まれた。最低ラインは4○、できれば5○と考えていたが、序盤はやっぱりいつもの解答権取れない病で1問も正解できない。12問を消化した時点で私以外の全員が正解しているというマスターズと同じ状況となってブルーモードに入る。それでも「チャールズ・マンソン」「シカゴトリビューン」を正解してうまく帳尻を合わせ、半分の20問終了時で7人全員が2○という大接戦。後半開始直後に野瀬君が猛ラッシュを見せ、一方で宮澤君と西村が3○でポイント換算を行って6点を獲得。その後は各自が土台を作り、問題数も残り6問というところで、私は「太平洋ひとりぼっち」を正解してようやく当初の目標であった4○に到達。ここでポイント換算を行い深澤と10点で並びトップタイ。あと5問でポイント換算する人がいなければ....という状況だったが、人生そんなにうまく行くはずがなく、野瀬さんが6○でポイント換算を行って一気に21点を獲得し勝ち抜けを確定し、深澤が3点をさらに上乗せして決着。最後の40問目には西村にも抜かれて成績の上では4位敗退となったが、自分で納得のいく勝負が出来たので満足。それとこの企画の考案者である駒形を象った「換算駒チャン」(命名:鈴木舟太)をもって帰っていいよということで、記念に持ち帰った。それにしてもこんな駆け引きが重要となる企画を考えるとは、駒形って意外とやり手だなぁ
早押しボードではカネキチが総会屋まがいのことを行って一身に罵声を浴びていたが、6問目以降は接戦で見応え十分の好勝負。ところが最後、よりによって「留守番電話」が答えで決着し、せっかくの好勝負が留守電で決まるなんてぇ〜、と大爆笑。殺人マシンでは春日&金谷の0.1トンを超える2体の超重量級が殺人マシンと化し、大殺戮を行っていた。
準決勝、決勝と終わって、福本君、春日を打ち倒して深澤が第15代のマンオブザイヤーに輝いた。これで法政大学は第8回の藤井栄一さん以来、7年ぶり2度目の優勝を手にしたことになるが、あんまり大学間の争いって大会じゃないから、単純に深澤の優勝を祝する。
大会後、会場近くで談笑しているとリバティのメンバーはいつの間にかいなくなっていたので、一人トボトボと帰ろうとしたが、なぜかヴォリエ&トシキの名古屋コンビが「天下一品というラーメン屋で名古屋は待ち合わせしてるんで、場所知ってるダスか〜」と聞いてきた。そういうわけで、3人で多くを語りながら天下一品へ行く。中に入るとヴォラがラーメン食っていたので、自分もこってりラーメン大盛りを頼む。会計を済ませるところでちょうど神野らがやってきて飲み会に誘われたが、金谷と共に西武線に乗り込む。1年半前のワールドカップに始まり、今のクイズについてまでと、久しぶりに金谷といろいろと話が出来てよかった。