1997/11/08
第4回東大オープンへ参加。という概念でいたら、会場に着いて大会名が「東大クイズイノベーション2」となっていることに初めて気が付いた。でも、藤井杯(=コーネリアス杯)みたいに皆が「第4回東大オープン」って言ってしまって、「E電」みたいになるのではなかろうか。ちなみに第1回東大オープンの正式名称は「第1回東大実戦プレテスト即応ターゲットオープン」なんだけれど、誰もその名前で呼ばないしね。
予選は「クイズ「私は専門家」」。ジャンルの中に「インターネット」があったので迷わずそれを選択する。受付時間が終わった段階で参加者が60人に満たないため、もう1ジャンル選べるという都立オープン状態になる。そういうわけでもう1つのジャンルは「懐かしのファミコン音楽」を選択。
ジャンルの進行順により、先に「懐かしのファミコン音楽」から先に出る。ルールは10問限定、1問正解勝ち抜けでカルトQ方式。予選ラウンドはうまくすれば全員が通過できる仕組みになっているのだが、問題が難しくてスルーが続出。とは言っても変な難しさではなく、感心させられる&納得できる難しさなので、自分の力が及ばなかったことが残念であった。結果は9問目まで知っているのが来ず、10問目の「ドラゴンバスター」を「バイナリーランド」と誤答した直後に思い出すという、悔しいミスで敗退。
1つ目で勝ち抜けられなかったため、もう一方の「インターネット」に挑戦。こちらで勝ち抜けられなければ予選落ちになってしまうので結構ドキドキしていた。実のところ私は東大オープンの予選を(敗者復活を除けば)抜けたことがなかったので、さすがに4回連続予選落ちは避けたかった。1問目、よくわからん問題を地元東大の人が正解して勝ち抜けていた。2問目「「Java」言語を開発した....」と振ってきたので、読ませ押しをしつつ「え〜っと、開発者は誰だったっけ〜」とか必死に思い出そうとしていたら「会社」と落ちたのであっさり「サン社(サン・マイクロシステムズ)」と正解して勝ち抜け。これで東大オープンの予選を初めて自力で勝ち抜けた。
2Rは「もっと開いて見せて」。予選ラウンドでの勝ち抜け者が、その勝ち抜けジャンルで1つのグループになっての対抗。ルールは「クイズ!ひらめきパスワード」と同じなのだが、このクイズ番組を知っている人がどれくらいいるのやら。私はインターネットの組で早押し機を押す人だったのだが、28問やって一度も解答権を得ることなく負け。すまんダス、すまんダス、許すダス。
その後の「敗者復活せん」では早稲田の板垣が(別の意味で)大ブレイク。人間、信じていたことを裏切られるとどうなるのかという怖さがあった。ただでさえクイズという趣味で道を踏み外しているのに、これが引き金となってとんでもない方向へ行かないことを祈るばかりである。
準決勝「ドカン大作戦」が終わって気が付いてみると、決勝進出8人のうち5人が東大(OB含む)と、かなり気まずい状態。決勝は「ピントでヒント」という目で見るクイズ。駒形あたりが優勝すれば救いようがあったかも知れないが、優勝したのは地元東大の西岡巧君(しかもダントツの強さで)。
今回はアトラクション的な要素が強い企画で、既存オープン大会よりも大学祭のクイズ色が強く、ゆったりして見るクイズ大会であった。