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第2回都立オープン

このページの内容は、「近況報告」の内容を抜粋したものです。


1997/11/30
第2回都立オープンに参加。今回で私のオープン系大会出場回数はちょうど50回。いい成績を残したいところだったが、参加者数は昨年の3倍増で、メンバーもきつい。それ以前にここ4大会連続で2R敗退しているので、今日も2R敗退するんじゃなかろうかと、はなから二連覇など考えていなかった。
予選のペーパーも完全に不発で21位。2Rの2○2×は順位ごとに1〜10位、11〜20位...という組分けなので、後輩からはわざと手を抜いたように見られるほどの惨憺たる状態。それでも10人中7人抜けの組だったのだが、苦戦の末、5位で勝ち抜けと、2R敗退は避けられたが相変わらず不調が続いていた。
3Rは一問多答、2○で勝ち抜け。予選順位により解答順位は18番目なので、早い段階での勝ち抜けは諦めていた。1問目は「源氏物語五十四帖」で、1巡目は「幻」を正解し、2巡目は解答できそうなものが無くなるだろうと予想していたが、なぜか誰も「葵」を答えず、楽々7位抜け。
4Rコーナー別は当然の如く「ボオドクイズ」を選択。他の挑戦者に慶応の松石、松尾、木村、明治の樋口知彦、そして昨年は亮との一騎打ちで敗れた板垣。前半戦は全体的に不発。13、14問目に「プレデター」(生きている動物を食料とする肉食動物)「岡ひろみ」(「エースをねらえ!」の主人公)を連答し、12点でトップに立つ。松尾、板垣が追ってくる形となったが、19問目に「ローザ・パークス」(バスボイコット運動のきっかけを作った黒人女性)を正解して、20問目を待たずに勝利を確定させトップ抜け。18点と、今の自分には結構な得点だったが、一問多答で敗れた沼田が観客席で33点と、とんでもない得点を叩き出していたのでまだまだな状態。
準決勝は通過クイズだが、+1で通過席に立てるが、挑戦できるのは1問だけで、つまり相手の誤答やスルーでもダメなので実質二連取クイズ。長丁場を予想していたが、10問目でRyuさんが怒濤のトップ抜け。その後は神野、私、春日、新井さんの4人が代わる代わる通過席に立つ接戦。28問目に洋楽っぽい問題が来たので一瞬諦めたが、「環境音楽・アンビエント」のキーワードが出たので解答権を取り「ブライアン・イーノ」を正解し、4回目の通過席。29問目、幸運にも五大対抗戦で出題したものと同じフリの問題が出題され速攻で解答権を取り「カーリング」を正解してまさかの二年連続決勝進出を決める。その直後に神野、春日が抜け、決勝進出者は揃った。
決勝戦は昨年と同じ10○4×(ただし今回は誤答の際1問休みも付加)。春日が昨年の私同様に独走するが、7○でピタッと手が止まる。その間にRyuさんと神野が追い付いて三つ巴の接戦。ちなみに私はカヤの外。その後、神野は4×で失格となって、春日とRyuさんの一騎打ち。勝負はRyuさんが誤答で1問休みの間の50問目、春日が「コンコード」を正解して決着。エキセントリック少年ボウイのテーマの替え歌で

カンか知識かカースガ
「カンかな?知識かな?」

などと歌われながらも優勝を手にした。
神野の失格のおかげで3位とはなったものの、嶺上杯の時よりも春日との差が広がった感じ。実際、決勝戦で他の3人とはレベルの差が明らかだった。まぁ、これが今の自分の実力だからしょうがない。(ていうか、3位は分不相応なのだが。)決勝後、丸山さんから「ミニ大会では強いね」というありがたい言葉を賜った。
大会終了後、都立の女性スタッフに対してまたナンパをしている青柳から、リバティの面々はラーメン屋に行くということを聞き、一人家路を急ぐ。京王線で「沼屋本3」を読んでいると、「第1回の優勝者は鈴木舟太」と、自分が問題文になっていた。(答えは「都立オープン」or「芝浦オープン」)


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