1998/09/23
第3回指オープンに参加。会場の名前が「物語Bar 狐の木」というので、ちょっと気にはなっていたが、実際に到着すると本当にバーだった。バーという空間は、少人数でゆったりすることが本来の目的である。しかし今回のクイズイベントには110人という、主催者ですら想像しなかった参加者が集まり寿司詰め状態。主催者のダンサー玉山さんが取った会場ということで、休み時間中に建物内を徘徊すると、地下に演劇用舞台があった。納得。
主催側によるドリフを模したコントで会場が暖まったところで、早速1回戦。各組11人→6人の1○1×。私は7組目で、秋田さん、丸山さんが抜けた後、「アポロ計画で打ち上げられたロケットは1号から何号」という内容の問題で「17号」を正解して勝ち抜け。
2回戦は、1回戦勝者は同じ組で各組6人→4人、1回戦敗者は各組6〜7人→2人で2○3×。皆の押すスピードが早く、早押しの遅い私には苦しい展開。ここでも秋田さんがトップで抜け、2番手には東洋大の吉田さんが勝ち抜け。さらに2人がリーチをかけた状態というのに、正解どころかまだ1回も解答権を取っていなかった。その窮地で「切手をアルバムに貼るために使う、片面にノリが付いている紙」という、フィラテリストには願ってもないチャンス問題で「ヒンジ」を正解して1○。その後調子に乗って1×するも、「ミノ、ハチノス/」で「牛」を正解してどうにか勝ち抜け。
3回戦の3○3×は、2回戦において勝ち抜けに要した問題数ごとに組分け。当然、少ないほど有利な条件の組に入れる。で、当然のことながら、私はえらい問題数を要したので、10人→3人の厳しい組に。オマケにここまで来るとスピードについていけない。「なめとこ山」を何とか正解して1○とするが、勝ち抜け、リーチが続々と出る。このままじゃダメだと速攻に転じるが、自分のプレースタイルに合わんことをしてもロクなことにはならず玉砕。
この後、裏街道(4○3×)、準々決勝(5○3×)、敗者復活、準決勝(ネオサバイバル)と続く。途中の敗者復活では「実際にやってみろクイズ」が再登場。「会場内にいる人の中で、10年後のハゲ東西横綱を言ってください。」に立候補するが、菊地晃史さんに取られて復活ならず。まぁ、私が誰と誰を指名する予定だったのかは闇の中へと。
決勝は8○5×。ここまで残った上野さん、大村さん、日高、森田さんにより、速攻の勝負が繰り広げられた。その中で日高が常に他の3人から一歩リードを保ち続け、最後は「松茸!!」と大絶叫。念願かどうかは知らないが、オープン大会初優勝を手にした。
大会の性質上、ルールと問題は非常にシンプル。シンプルだけれど面白い。それは主催者の方が、参加者の望むこと、そして自分達が望むことをしているからだと思う。