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第8回Ryu杯

このページの内容は、「近況報告」の内容を抜粋したものです。


1998/12/19
Ryu杯に参加。色々な方々から「ホームページどうしたの?」と聞かれる。結構大ごとらしい。個人的には他のクイズページで情報は十分手に入ると認識していたが、依存度の高さから、私のページが無くなると相当な損失を被る人が出てくるようだ。まぁ幸いなことに、オープン大会は今日のRyu杯で今年は終了。来年2月までにはまだ期間がある。それまでにはなんとかしておきたい。
それと1998/12/12の記述で、5年連続マンオブ予選通過に関する記述をしたら、初の達成者が判明。その名は新井健一。そう、あの「ジュール・リメ杯!」の新井さんです。しかも新井さんの当時は確か予選は三択だったから、確実に抜ける人は現在よりも(相対的な)高い実力を要するから、私とは比べられんすね。他にも5年連続マンオブ予選通過者いるかなぁ。
1R、ペーパークイズ。結構忘れている問題が多く、「予選落ちか?」とも。サイコロで準優勝してから、クイズに対するテンションが低くなっているせいか、イマイチな結果しか出せない。今日もダメそうだなというヤな雰囲気が漂う。予選トップは牟禮大造。「秋田のトップは飽きた」と、面白いジョークを飛ばしていた。
2R、アスワンカップ式空席待ち。予選は28位でどうにか通過していたが、早押しの遅い私には厳しいスターティンググリッドである。早押し席に座るや、舟太ブレインは「明治大学」を「慶応大学」と勝手に変換してしまい、バカな誤答でいきなり1×。当然その後は押しに行けなくなり、そのまんま敗退。敗者復活戦も、ペーパーの解答用紙を出し忘れ、予選降着となったパンチョさんに持って行かれ、今年のオープンはこれにて終了。
3R・Aは変則3連答アップダウン。皆が平均的に取っていく中、13問目で清水大輔さんが「フタバスズキリュウ」を正解して3連取し、早々4R1番乗り。その後も平衡は続くが、徐々に石川健一郎さんと横田薫さんが抜け出す。また舛舘さんも先頭争いに加わっていたが、誤答で得点が一気に0となり脱落。終盤、前半は全く奮わなかった大倉太郎と、誤答でダウンしていた神野芳治が追撃。問題をすべて消化し、横田さんがまず2抜け。石川さん、大倉、神野が同点でサドンデス。「トメさんが「キャンセル」と言っている」という風な問題で、「スルー」を正解した石川さんが勝利。西側プレイヤーの完勝となった。
Bブロックはタイムレース。我こそはというタイムレーサが集い、スピードレースの展開に期待が高まる。クイズがスタートすると、問題文がいつもとは違っていた。要点をズバリ突くような出題は少なく、ウルトラクイズで行われるタイムレースのように、普通の問題がやや目立っていた。そのせいかスピードは抑え気味。Ryu杯に期待されるタイムレースとは若干離れてしまった印象はあったが、随所で「おぉ〜」と唸らせる即答が見られ、わずか4分のクイズが終了するやスタンディングオベーション。トップは関西一のタイムレーサーという呼び声高い小川雄之君。2位には日高大介。そして3位には能勢一幸さんとのサドンデスを制したパンチョさんが入った。
Cブロックは早押しボード。昨年このブロックで圧倒的な強さを見せた牟禮大造が今年もいきなり爆発。「モリケイ」を赤紙正解し、オープニングからいきなり7点を獲得。これからガンガン行くかと期待されたが、その後は低調。牟禮の早押し正解は結局これだけ。期待されている人ってのは辛いね。展開の方は、自滅や地蔵になる人が多く、トップの牟禮を、秋田さん、塚本丈二、石川貞雄の3人が追う形。そんな中、塚本が赤紙で「ルテチウム」を正解。得点を12点として逆転トップ。続く11問目「アラン・ロブグリエ」をも早押し正解して、15点に到達しトップ抜け。サダオも塚本の活躍に触発されたか、13問目で13点に到達して勝利を確定。最後の席は牟禮と秋田さんに絞られた。14問目、早押し解答権を取ったのは秋田さん。だがボードには何も書かれておらず無解答。秋田さんの自滅により牟禮が3つ目の席に着いた。
Dブロックは逆ドミニカ。ステップ1、2は立ち上がりで、まず7人に絞られる。中盤のステップ3、4はつなぎどころであるが、宮澤大輔さん、上野裕之さんが共に3×失格し、残るは5人。ステップ5。常に3位以内でステップクリアしてきた春日誠治が順当に1抜け。続いて慎重に攻める下田力さん、2×で手負いの鈴木雅也がどうにか抜け、鈴木亮と井上幸治の一騎打ち。今回が初の一騎打ちとなった両者の戦いは、こーぢに軍配が上がった。ラストステップ。ここでも春日が危なげなく正解してトップ抜け。2位には2×ながらも雅也が長期戦を走りきった。4R最後の切符を賭けての勝負は、下田さんとこーぢによる「クイズ部」対決となった。3R最後の勝負は、ここでもこーぢが勝利。明大イージオス勢が勝ち抜け枠を独占する形となった。
4Rは対決通過クイズ。まず1○先取した人が通過席に立ち、抽選で1人だけ阻止側を決める。この一騎打ちに、通過側が勝てば勝ち抜け、阻止側が勝てば今度は自分が通過席に立てる。序盤戦。小川君(通過)対サダオ(阻止)の対決。「「女の平和」の主人公」でサダオが解答権を取り阻止するやと見るが、「プラクサゴラ」(「女の議会」の主人公)と答え、失笑を買う。小川君が「リュシストラテ」を誤答するはずもなく、タナボタなトップ抜け。しかしサダオは名誉挽回とばかりにこーぢの通過席を阻止し、今度は自分が「サダト」を正解して2抜け。その後、牟禮、春日、雅也があっと言う間に抜け、気が付けば残る席は3つ。ちなみにこの通過クイズ、阻止側は抽選で決められるのだが、選択率が異様に片寄っていた。日高とパンチョさんはしつこいくらいに選ばれるのに、清水さん、横田さん、塚本は全く選ばれない。「運も実力」であるものの、同情を得るに十分である。しかしクイズは、運がなければ実力でもぎ取ることも可能。ここまでの12戦で一度も対決とは縁がなかった横田さんが自力で通過席に立ち、「チチョリーナ」を正解して6位抜け。7位には、阻止席のチャンスをなかなか生かせなかった日高が自力で通過。残る席はあと一つとなったところで、塚本、こーぢ、石川さんによる目まぐるしい巴戦が繰り広げられ、最後は塚本が「キンゼイ」を正解して勝ち抜け。
20戦の対決クイズが行われたにも関わらず、清水さんは阻止側に一度も選ばれずじまい。「かわいそ〜」ってな同情を引いていた。さて私は同情よりも「これはどれくらいの確率で起こることなんだ?」という探求心の方が旺盛だったので、ちょっと計算してみる。もしかしたら間違っているかも知れないが、清水さんが20戦の対決で阻止側に一度も選ばれないことになる確率は2.58%。(これはあくまで今回のケースが発生する確率で、単に「一度も選ばれない人が出る確率」になると確率はもっと上がる。)同じペースで対決が行われた場合、40回に1回はこういう結果になる率である。その40回に1回が、よりによって自分に起こるとは、清水さん、アンラッキー。
準決勝は新・ジャンル別グランプリ。先程が短期ならば、今度は長期戦による対決形式。最初に組み合わせ指名。まず小川君が、先程のラウンドでの苦戦ぶりから日高を対戦相手に指名。次いでサダオは、あまり対決した経験のない横田さんを指名。3番手の牟禮は、卍勢を牽制して春日を指名。第4試合は雅也−塚本と決まった。
準決勝は10セット構成で、各セットは1ジャンル限定出題。各セット内で1○1×を行い、上位から順にF1と同じ(10、6、4、3、2、1、0)という得点が入る。10セット終わった段階で、得点の高い側が勝利。そして敗者4人の中で一番得点の高かった一人がワイルドカードで勝ち抜けとなる。序盤戦、愛称である「プリモン」コールが巻き起こる中、横田さんが10点、10点、6点と次々と高得点を叩き出し、サダオに差を付ける。4、5セットでは、黒巣並みにやる気なさげだった小川君がいきなり6点、10点をゲット。こちらも日高に圧倒的な差を付ける。前半戦が終わったところでそれぞれのリードは、小川君が18点、横田さんが13点、牟禮が8点、塚本が4点と、組み合わせが早く決まった側が、大差を付けている。第6セット、牟禮が2度目の10点で春日を引き離しにかかる一方で、小川君が2点を獲得し、何と記録帳には(10、6、4、3、2、0)という、別種の得点が6つ並んでいた。そう、あとは6位の「1点」を取れば「サイクル得点」を記録するのである。試合後の小川君によると、やはり狙っていたことらしい。でも結論から言うと、失敗しちゃうんだよね。残念。そんな余裕たっぷりで戦っている人がいる一方、第3、4試合はヒートアップ。第7セットでは春日が10点を取り返し、第8セットでは雅也が10点を取って逆転すると塚本も6点を取って詰め寄る。さらに第9セットでも雅也が10点を取るや、塚本も負けじと確実に6点を追加。残るセットは一つとなり、小川君、牟禮、横田さんの決勝進出は確定。雅也35点、塚本30点と、こちらは互いに譲らない成績。対戦の負けは決まったが、ワイルドカードを賭けて、サダオ28点、春日26点はまだ勝ち抜けのチャンス有り。4人の思惑がからむ中、第10セット。1問目、賭けに出た塚本が誤答し、雅也の勝利が決定。2問目も同様に、春日が勝負に出て誤答し、決勝進出のチャンスを失った。こうなると4つの席は確定し、5つ目の席を狙える解答者には、サダオがただ一人残るのみ。現時点で塚本30点、サダオ28点。3点以上を加えればワイルドカードで決勝へ進めるのだが、2位で勝ち抜けて6点を追加した。
決勝、10ポイント先取。

挑戦者

牟禮大造
第4回K−1グランプリ、花と蛇杯WEST優勝
ねこねこファンタジア
小川雄之
第1回京都オープン、第1回デカダンスカップ準優勝
無冠のタイムレーサー
横田薫
第3回女だらけ優勝、五大老杯準優勝
プリミティブモンキー
鈴木雅也
第2回早稲田オープン優勝、第4回K−1グランプリ3位
ブルジョワ印刷屋
石川貞雄
念願のファイナル初進出
オカピ、ボンゴと並ぶ三珍獣
何か紹介欄が段々ひどくなってきてるな。カミソリが送られて来なきゃいいけど。
オープニング。Ryuさん、もう疲れ気味でメロメロになっていた。決勝進出者の一言。
牟禮「準優勝を狙います」
小川「右に同じ」
横田「Ryuさんとの相性は最悪(クイズのね)」
雅也「お金で買えないものを手に入れます」(笑いと拍手)
サダオ「女の子と(略)」
決勝開始。問題が難しいだけに、得点が伸びない。難しい問題の中に突然簡単な問題も出てくるのでそこそこ得点は入っていく展開。40問終了した段階で、牟禮と小川君が6点、雅也とサダオが4点、横田さんが2点。用意されている60問までに10点到達者は出ないのではという雰囲気が漂いつつある中、牟禮が「ケケ・ロズベルク」「ニューロマンサー」「ジーン・ハーロー」をトビトビで正解し、49問目にしてリーチ。小川君も得点を8点にまで伸ばし、あと一歩に迫る。51問目、「さんかく座」を答えさせる問題において、小川君がタイムアップの音とかぶる解答をしたものの誤答判定。両者リーチに持ち込めずガッカリ。そしてとうとう残り2問、「2年に一度開催される展覧会はビエンナーレ/」で小川君が躊躇せず押しに行き、「カドリエンナーレ」を正解して牟禮に並ぶ。勢いに乗って最後の60問目も小川君が解答権を取るも、誤答で場内ズッコケ。結果、誤答数の少なさにより牟禮が優勝。
大会後、登里さん、横田さん、小川君の大阪クイズプレイヤー3人によるサークル「焼肉倶楽部」について行く。途中の道のりで小川君とお話。新幹線ではクイズ本ではなくドラモン(ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド)に熱中していたそうな。「もうマダンテは覚えた?」と聞くが、逆に「何、それ?」と聞き返されたので、どうも始めたばかりだったようだ。
渋谷の「焼肉倶楽部」に到着。関西との異文化交流に触れる。おかげで「大阪では100万円クイズハンターは放送されてなかった」という重大事項を知ることが出来た。それにしても、小川君と登里さんが私と同学年には見えん。渋谷歩いていても違和感無いオトナだ。あと「関東の五大クイズサークルといえば?」という質問で、真っ先に「コンモリ」と挙げてくれてセンキゥ。(あとの4つはナイショ

最後に、「プリモン」の愛称が定着した横田さんに一曲献上。今度カラオケボックスで熱唱してください。

めざせプリモンマスター
うた:横田薫

(プリモン ゲットだぜ!!)
たとえ 大阪 モンキーズ 久保杯 全日本
アタック ギミア FNS 女だらけ(キャ〜)

なかなかなかなかなかなかなかなか 勝てないけれど

必ず ゲットだぜ
プリモン ゲットだぜ〜

ナニワ・タウンに サイナラバイバイ
アタシはコイツと 参加する(ガワユ〜)

鍛えたムチを 叩きつけ
下僕を増やして 次のハコへ(カプセル)

いつもいつでもランプ点くなんて
保証はどこにもないけど(チチョリーナ)

いつでもいつも本気で押してる
コイツたちがいる(etc.)

あー あこがれの プリモンマスターに
なりたいな ならなくちゃ 絶対なってやる

*etc.の部分は、テキトーにプリモンの鳴き声を想像してください。


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