2005/03/06記
2005/03/05の近況
第11回一橋オープンに参加。
昨晩は疲れきって風呂に入らず寝たので、起床後、入浴。その後、朝食を食べ終えてから家を出る。もうちょっと早く準備を終えられると思っていたのだが、意外と時間を食ってしまい9時半の出発となった。まぁ受け付け締め切りの10時50分には間に合うだろうと、余裕の心持ちで会場に向かう。
会場である一橋大学国立キャンパスの教室に到着すると、受付前に行列。さらに受付が終わった後にも行列。あの列、一体なんだろう? と思いつつ受付を済ませると、そのもう一つの行列に並ぶよう指示される。この列は早押し予選の列だという。え? もう早押し予選やってんの? と面食らう。
早押し予選STEP1。基本的に12人→6人、1○1×のシンプルルール。組み合わせは、受付をした順。私の受付番号は82番で、7組目。メンツには東大輔さんや中野亨さんなどがおり、ちょっとキツイかな〜という印象。しかし6人も抜けられるのだから「メンツがキツイから負けた」って言い訳はできないよな〜と。
早押し予選の7組目が始まる前の段階で、10時55分となり、ペーパーの近似値クイズ1問目が発表される。今大会、遅刻者に対する厳しい措置のため、近似値1問目は10時55分に発表ということが喧伝されていたが、まさか自分が早押しをする直前に発表とは。さてスクリーンに十数秒だけ映し出されたその問題は「ルート2はいくつ?」。あ、こりゃ遅刻者はマトモに答えられんわ。
早押し予選開始。頭がボケているのか、問題の意味を理解するのに時間がかかって、全く押せない状態。そうこうするうち、5人が勝ち抜け、残る席は1つ。こりゃヤバイな〜と思いつつも、そのヤバさをちっとも認識できていない、まるで傍観者のような心境。問題「ブルース・リーの「死亡遊戯」に出演〜」という前フリで、その映画見たことないな〜と諦めモードだったが、「〜NBA通算得点38387点と歴代1位〜」と来たのでボタンを押し「カリーム・アブドゥル・ジャバー」を正解してラスト抜け。何だか気が抜けている状態で勝ち抜けちゃったな〜と。
早押し予選STEP1の後、ペーパーまで30分ほど間が空いたので、会場内では告知・宣伝タイム。その間、私は横山アキヒコと「ネギま」話。「カウントダウンTV」は「ネギま」関連のCDがランクインしても2、3秒しか映像を流さないのは差別だ! とかそんな会話。
ペーパー予選。参加者は丁度100人。通過枠は45人。普通のペーパーなら十分だけれど、今回は10分・三択100問と、紛れる可能性が高い内容。自分の力をキチンと出せれば45位以内には入れるだろうけれど、気を抜くと予選落ちもありうるかも、と不安を覚えつつ予選に挑む。
ペーパー開始。ビミョーに知識の隅を衝いてくる感じの問題で、キチンと知識を定着させておかないとマズいな〜という感触。今回のペーパーはチェックペンの使用が義務付けられているため、選択のし直しができない。そのため解答記入に時間をかけすぎてしまう。25問終わった段階で3分が過ぎていたため、少し焦り始める。その焦りによりマークミスをやらかす場面があり、“もまえら、もちつけ”と、自分を落ち着かせる。そんなこんなで混乱しつつも、後半は持ち直して比較的ハイペースで解け、最終的には数秒残しで100問解答完了。
ペーパー回収後、早押し予選STEP2。STEP1の勝者を4組に分け、各組3人抜けの2○1×。参加人数は組により異なり、私が組み込まれた2組目は13人。クイズ開始。気のせいか、問題はSTEP1の時よりも分かる問題が多い。しかし今度は押し負けてばかり。とにかく解答権を取りたい状態で、「社長は小池恒(こう)〜音楽〜」とか言っているので、勘で解答権を取り「オリコン」を正解し1○。さらに「〜、頭を地上に出して体を地中に埋めるといえば、どんな毒の〜」ときたので「フグ」を正解して勝ち抜け。ところでフグの毒って、本当にそんな方法で解毒できるもんなんだろうか。
ペーパー採点の待ち時間を兼ねて、今月21日に行われる誤3の組み合わせ抽選会が行われた。今回の一橋オープン、5分、10分の小休憩以外、壇上では常に何らかのイベントが発生しており、飽きさせない工夫がなされているのう。
ペーパー予選結果発表。1位は81点で村上彰さん。私は69点で14位と、まずまずの順位。最終的なボーダーは59点(48位)と、結構レベルは高め。
早押し予選STEP3。12人→3人という絞り方で、勝ち抜けると準決勝進出。20問限定で、正解+1、誤答は即失格のルール。序盤、「無憂宮という別名/」→「サン・スーシー宮殿」を正解し+1。10問目ちょい前に「〜おぎのやで販売〜」→「峠の釜めし」を正解して+2とする。しかし後が続かず、20問終わった段階で私を含む7人が+2で並びサドンデスの1○1×へ。私はここでも奮わず、準決勝進出に手をかけながらそのチャンスをみすみす逃してしまう。あと1つ取っていれば〜と、悔しさばかりが残る結果。
コース別。コースは5つあり、各組9人→3人。勝ち抜けると準決勝進出。
Aコース・シャア専用通過クイズ。奇数問目の正解は+1、偶数問目の正解は+2。ポイントが+3、+6、+9、+12....になった時に通過クイズへ挑戦できる。阻止の手段は、自身が入れ替わりで通過席に立つ場合のみ。1問目、皆が様子見をする中、峯智が「シュンペーター」を速攻で正解。峯は続く2問目も正解し、早くも通過席へ。そしてさらに3問目「武帝」を峯が取り、開始3問を3連取し、あっという間に勝ち抜け。残された8人は呆然とするばかり。その後は今村哲也さんが先攻し、通過席に立った状態で「ウェストミンスターの鐘」を正解して2抜け。残る席はあと1つの段階で、3番目に通過席に立ったのは木下良太。先の2人同様、阻止されることなく通過するかと思いきや、これを飯田貴裕さんが阻止。入れ替わりで通過席に立つや「ジェネリック医薬品」を正解し、飯田さんがラスト抜けを決めた。
Bコース・力ためタイムレース。4分間のタイムレース。「4分コース:ポイントは±1」「3分コース:ポイントは±2」「2分コース:ポイントは±3」という3つのコースが用意されており、各コースに3人が割り振られる。1○1×クイズで9人が各コースに割り振られた後、クイズ開始。最初に4分コースの木本博幸さんと光山聡さんが走り、ポイントを重ねる。2人がある程度ポイントを重ねた段階で1分が経ち、3分コースの3人がクイズに参入。意外なことに、解答者が6人になっても4分コースの人ばかりが正解を重ねる。そうこうするうちもう1分が経ち、2分コースの3人が入る。ここで満を持して、片岡桂太郎が大爆発。何と2分間で7○0×と荒稼ぎし、+21pと圧勝。2位に入ったのは序盤での貯金が生きた、4分コースで9○1×・+8pと堅実に稼いだ木本さんが2抜け。さて3位は、いずれも2分コースで+6とした山本岳人さんと伊部聡一郎さんが並んだためサドンデス。結果、山本さんが誤答をしたため、労せずして伊部さんがラスト抜けを果たした。
Cコース・リスク選択式9○3×。40問限定。1問正解すると「+1pでペナルティ無し」「+2pで、1/2のくじ引きで1×が付く」「+3pで、必ず1×が付く」のうち、どれかを選択するという形式。序盤、梅野陽太さんが早々と+5で2×とし、会場を沸かせる。意外と+2を選択してギャンブルに賭ける人が多め。西川徹さんが+2を2回ともギャンブル成功し、+4で0×。一方、野田修平は+2を2回とも失敗し、+4で2×。運の良さで大きな差が出る。ギャンブルに賭ける人もいれば、最初から作戦通り行く人もおり、市川尚志は2問の正解に対して、いずれも+3と1×を選択し、+6と2×とする。半分が終了した段階で×を背負う人が多数を占めてきたこともあり、その後は+1進行メインにシフト。中盤から後半にかけてはノダシューと市川が+1を積み上げていき、両者とも+8でリーチ。これに梅野さんが+7で続き、この3人で決まりかという雰囲気になりつつあった。しかし終盤、+2かつ2×と底の方にいた木村洋一が正解ラッシュ。+2のギャンブルを2度とも成功し、最終的には+7として梅野さんに並ぶ。40問が終わり、まずノダシューと市川が勝ち抜け。梅野さんとキムヨーのサドンデスは、終盤の正解ラッシュの波に乗ってか、キムヨーが「大沢あかね」を正解して逆転勝利を果たした。
Dコース・イントロクイズ。なのだが、私はEコース出場のため招集されており、全くの未見。後で聞いたところによると、松本鎮成が大ブレイクしたらしい。
Eコース・どっちのドリンクショー。1問正解+1。+3になると利き水チャレンジ。「エビアン」「六甲のおいしい水」「一橋大学の水道水」の3つの中から、エビアンを当てることができれば勝ち抜け。失敗すると+1の状態となり、また+3にすれば、さっき外した水を除いて利き水チャレンジ。これも失敗したら+2の状態となり、またまた+3となれば、水を飲み干したら勝ち抜け。なお誤答をすると、1×目では目隠し、2×目では自分の飲む水全部にワサビが混入され、3×目になると失格。クイズ開始。序盤「リケッチア」を正解して幸先の良いスタートを切るも、その後は石野将樹君に押し負けまくり。結局石野君が早々に+3とし、利き水チャレンジも一発で決めて勝ち抜け。勝ち抜けられたのは痛いものの、押し負けていた相手が抜けた面は助かる。そう思っていたら今度は中野亨さんに押し負けまくり。さっきの石野君同様、中野さんも利き水を一発で正解して2抜け。早くも残る席はあと1つ。これはヤバイと発憤し、「ツェッペリン号」「本妙寺」を連取して利き水チャレンジに挑む。2人が一発抜けしたので、もしかして簡単なのかな? とも思ったが、これがさっぱり分からない。どれも区別が付かず、とりあえず自分の中で「2>3>1」という序列を付けてみる。というわけで2番を選択するが、ハズレ。しかも水道水。ヤバッ、美味しい水の区別が付かない。他の人は利き水を一発で当てそうなので、何とか先んじようと、玉砕覚悟で攻めのクイズに転じる。結果、2×を負うものの、他の人が+3とする前に2度目の+3を稼ぎ、2度目の利き水チャレンジ。すでに2×をしているため、目隠しはもちろん、水にはワサビが混入されている。この混入されたワサビの量が半端じゃなく、ちょっと口元に近付けただけでツーンとして涙目になりそう。2つの水を一口ずつ含んでみるものの、もう味の区別なんて全く付かない。これはもうどうしようもないので、1度目のチャレンジの序列で行ってみようと、3番を選択。これが運良く正解で、何とかラスト抜けを果たす。しっかしこの利き水を外していたら、勝敗的に痛い面よりも、3度目の利き水チャレンジでルール通り、ワサビ水を飲み干さなければならなかったので、非常にホッとしていたりする。
準決勝・3WAYマッチ。早押し予選とコース別を勝ち上がった18人を3人×6組に分け、各組10問限定の3○2×。各組の1位は決勝進出、2位はサドンデスへ回り、3位は失格。
準決勝の組み合わせ選択。ペーパー予選の成績順に、何組目に戦うかを選択できる。また各組における最初の選択者は、「出題者」の選択が可能。出題者は一橋大学の面々8人で、事前にパンフレットにより出題傾向が開示されている。選択について色々と思うところはあったものの、ここまで残った18人中、私の予選成績は7番目。前の6人がばらけると、出題者の選択はできなくなるので、そう深く考えずに待っていた。私の出番が回ってきた段階で、結構色々な選択肢が残されていた。「今村さんのいる川崎倫太郎コース(アニゲ前フリ傾向)」に引かれたものの、自分よりもアニゲに詳しい人が後に残っている可能性があることを考えると怖くて選択できなかった。他に「片岡のいる高桑光生コース(変態傾向)」は選択するのにかなり勇気がいる。比較的問題傾向の合いそうな三浦勝敏コースや能勢一幸コースは他の人に押し負けそうでパス。というわけで、自分で出題者を選択できる6組目の先頭に入る。出題者は小野恭一さんを選択。小野さんの出題傾向は、長文かつ難問(たまに易問が混じる)。ここまで勝ち残ったメンツの中に、このクイズに対応できる人はアニゲよりも少ないのではと踏んでの選択。私が6組目を選んだことにより、残りの人は組を選択するのみとなる。18人が組を選択した結果、私の対戦相手はキムヨーと飯田さんという横浜国大コンビ。いずれもコース別では逆転のラスト抜けで勝ち抜けてきた相手だけに、油断のできない相手である。
準決勝開始。私の出番は6組目だったので、長いこと待機状態。だから他の組では誰が決勝進出を決めたのか、対決クイズが終わってから知った次第。
準決勝6組目のクイズ開始。1問目、立正校正会がどうとか言い始めたのでお手上げかと思ったが、中フリは聞き覚えのある内容。あれ? と記憶の底を探り続けるものの、「吹奏楽の甲子園と呼ばれる建物は?」と問題文が終わってしまう。「やばい、このままじゃスルーになっちゃう」と追い込まれたものの、ギリギリで思い出して解答権を取り「普門館」を正解。この出会い頭の先制点が大きく、その後はスルーの連続。中盤「大きく大別すると、ヤンキー型、ひきこもり型〜」と、もしかしてアレかな? と思いつつも押すことができずに待ってしまう。「〜職業〜」と読まれた段階で押しに行ったものの、キムヨーに押し負け。この「ニート」の正解で、私とキムヨーが1○で並ぶ。易問は押し負けるかな〜とは思っていたが、実際そうなると痛い。しかし9問目、「リュシストラテ」「アリストファネス」といったキーワードに反応し、「女の平和」を正解して再びリードを奪う。10問目はスルーとなったため、そのまま決着。キムヨー、飯田さんを下して決勝進出を決定。一橋オープンは準決勝が最高成績だったので、遂に決勝進出を果たすことができて非常に嬉しい。喜びついでに、クイズ後は出題者であった小野恭一さんに握手を求めに行った次第。
敗者復活戦。事前に告知された通り、形式は持ち物検査。多数用意されたくじの中から検査する持ち物を決定。その持ち物を持参していた人は復活。くじは10回まで引かれ、最大で6人が復活。私もこれ対策で、キッチンタイマー、猫の写真、トレーディングカード、井上トロのぬいぐるみ、風邪用マスク、自由の女神の置物、マリみての同人誌、R25といった小物を多数用意していたのだが、幸か不幸か、無用の長物となった。さて持ち物検査が始まると、持ってる人がなかなか出ない。「鍵盤ハーモニカ」や「だるま(直径20cm以上)」はいくらなんでもいないだろうが、「パペットマペットグッズ」「ももひき」「第11回のクイズ大会問題集」あたりは誰か一人くらい持参していそうなのに全くのゼロ。「枕」は遠征組、「キッコロかモリゾーのぬいぐるみ」は名古屋勢に注目が集まったものの、これもスルー。このまま敗者復活者は無しになってしまうのではという重い雰囲気の中、「お守り(学業成就限定)」で2人が復活。さらに最後の「昭和64年の貨幣」で1人が復活。偶然とはいえ、最後のネタは「もしかしたら」と意図せずに持参している可能性が高いネタだったので、皆が一斉に財布を確認し始めた絵面は非常に面白かった。
準決勝サドンデス。20問限定で、正解+1p、誤答は即失格。準決勝の各組2位と敗者復活者の合計9人のうち、1人だけが決勝進出。なお準決勝各組2位の人には最初から1pが与えられており、5、10、15問目の段階で最下位タイの人は失格。クイズの方は特に飛び出す人はおらず、着実にポイントを積み重ねていく状態。問題が進むうち、誤答や最下位により失格する人が出てきて、15問目を終わった段階で生き残りは3人。最終的に後藤智登さんが+2と一歩及ばず、+3で並んだ石野君と伊部さんによるサドンデスに。このサドンデスでは石野君が「ジャンパイア」を正解し、最後の決勝進出者となった。
決勝・買収クイズ。
基本的に50問限定。1問目を正解すると1億円、2問目を正解すると2億円....という感じで、青天井の形でお金を獲得できる。正解時、お金を獲得する代わりに、リストの中から購入したい物件を買収することができ、選択した物件が所持金で買えるものなら買収成功(買収金額分、所持金は減る)。買収できなくとも、特にペナルティは無し。誤答をした場合、所持している物件の中で一番高いものが没収され、物件がない場合は所持金を全額没収。物件、所持金がない状態での誤答は即失格。最終的に、一番高い物権を持っていた人が優勝。
決勝に進出したメンツは、市川、ノダシュー、中野さん、木本さん、片岡、石野君、そして私の7人。駆け引きが重要ではあるものの、クイズに正解できなきゃ話にならんので、まずはクイズを頑張る。1問目「カーバンクル」、8問目「キュッヘンマイスター」を正解して、とりあえず9億円を所持。続く正解で、まずは安めの物件を所持して、誤答時の保険を用意しておこうと「ゲームギアの総売上げ」を選択したが、何と9億円では買えず。えぇ〜ゲームギアって、そんなに売れたの?(帰宅後、ゲームギア(約2万円)の販売台数を調べたら、178万台とかあってブッたまげた。9億円じゃ全然足りねぇじゃん)この買収失敗が若干尾を引く形になったか、中盤戦は石野君、中野さん、市川の三つ巴。勝負はこの3人に絞られつつあったので、もはや保険の物件を購入する余裕が無くなる。後半、一発逆転を狙って91億円と潤沢な資金は稼いだものの、購入の段階に持っていくことができずに決着。勝負の方は、石野君が終盤までトップに立っていたものの、ラスト数問の段階で中野さんが「(安田火災が落札した)ひまわり」58億円の買収に成功して逆転。これ以上の物件買収に石野君と市川が躍起になるものの、最後の逆転のチャンスを得たのは100億円以上の資金を有する市川。逆転を賭けて選択した物件は「ガソリン1万キロリットル(東京市場)」。私はこの物件がいくらになるか計算していなかったので相当高額なのかと思ったが、隣の席にいた片岡が「何でそんなのを....」と発したので、「あ、市川、やっちゃったな〜」と理解。この物件の価格はわずか4.3億円と、十分な資金を有しながらも安い物件を選んでしまい逆転ならず。「コエンザイムQ10を1トン」の96億円だったら逆転していただけに、市川にとっては非常に悔しい選択となった。そういや市川、序盤に「ブロッコリー(デ・ジ・キャラットでおなじみの企業)を買収」って項目を、野菜のブロッコリーと勘違いしていた辺り、このルールとは波長が合ってなかったような。
さて、市川のことばかりに言及していたが、第11回一橋オープンに優勝したのは中野亨さん。一緒に戦ってみて、上位3人は非常に素晴らしいクイズを展開していて、誰が勝ってもおかしくなかった。そんな状態で中野さんが勝利したのは、買収できる物件の金額を的確に分析しており、自分の所持金で購入でき、かつトップに立つことができる物件をキチンと押さえていた点かと。多数用意された物件の中で「ひまわり」を選択した中野さんの的確さが、オープン初優勝に結びついたと言えるのではないかと。それにしても中野さんって、今回がオープン初優勝だったとは意外だ。優勝賞品の「いただきストリート」「100億稼ぐ超メール術」を手にした満面の笑顔が、優勝の喜びを素直に物語っていた。
一方、私の敗因といえば、やはり中盤で全く正解できなかったことかな。保険の物件を確保できなかった面もあったとはいえ、中野さん、石野君、市川の3人に割って入ることができず、終盤は一発逆転を狙わざるを得ない状況下にしてしまったのが駄目すぎ。一発逆転優勝の可能性がある状況まで持って行けた点については評価できるものの、中盤の地蔵状態はそれ以上に大きな失敗だっただけに、反省したいところ。
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