【『御神酒徳利』大雑把なあらすじ】
馬喰町のある旅籠屋に、善六という番頭がいた。
その旅籠屋には、家宝として
葵の御門が付いた御神酒徳利があった。
12月13日にその旅籠屋で大掃除が行われた時、
善六は御神酒徳利を盗られたらいけないと
水瓶に沈めておく。
大掃除が終わり、店は酒席を開こうとするが、
家宝の御神酒徳利が無くなっていて大騒ぎに。
善六は自分が水瓶に沈めておいた
ことをうっかり忘れており、
家に帰って女房と話をしているうちにやっと思い出す。
善六は今更言い出しにくいと尻込みするが、
女房は善六に「そろばん占い」を装い、
占いで失せ物を見つけたことにするよう尻を叩く。
落語 「御神酒徳利」 三遊亭圓生(41:46)