【『鬼あざみ』大雑把なあらすじ】
江戸時代に実在した盗賊・鬼坊主清吉を題材にした噺。
清吉は芝居を見に行くと称して
継母からお金をせびろうとするが、断られる。
腹を立てた清吉は自分で着物を汚し、
帰ってきた父親に嘘を吹き込む。
怒った父親は女房をしかりつけて一騒ぎ。
そこへ家主が現れて取りなし、一旦父親を引き受ける。
怒りから覚めた父親に、
家主は清吉が普段どれだけ悪事を働いているかを告げる。
事実を知った父親は清吉を殺すことも考えるが、
家主の薦めで奉公へ出すことに。
それから十年の月日が経ち、
清吉が両親のもとへ帰ってくる。
立派になった清吉に両親は大いに喜ぶ。
清吉が風呂屋へ行った後、
清吉が着ていた服から大金が出てきて、
両親は疑念を抱く。
落語:桂文紅「鬼あざみ」(27:34)
桂文紅 「鬼あざみ」(27:20)