【『おすわどん』大雑把なあらすじ】
江戸の呉服屋・上州屋の若旦那・徳三郎と
妻のお染は仲睦まじい夫婦であったが、
お染は病に伏して亡くなってしまう。
店のこともあるため、ある程度の時期を過ぎた頃、
徳三郎は店の女中おすわを後添えとして迎える。
おすわは甲斐甲斐しく働いていたが、
ある晩のこと、バタバタと戸を叩く音と共に
「おすわど〜ん」という声が聞こえる。
この奇妙な出来事は毎晩続き、
店の者達はお染が幽霊として出てきたのではと噂する。
徳三郎は番頭に正体を確かめるよう頼むが、
番頭も幽霊が怖いため、荒木またずれという浪人に頼む。
その晩、荒木は声の正体を確かめるため
音と声が聞こえるや外に出る。
そこには屋台を引き、うちわをバタバタ扇ぎながら
「おそば、うど〜ん」と売り歩いている男がいた。
桂歌丸 「おすわどん」(27:15)
落語 桂歌丸 おすわどん(27:02)
「おすわどん」 三遊亭圓楽.wmv(30:24)