【『五貫裁き』大雑把なあらすじ】
放蕩をしていた八五郎が、
心を入れ替えて八百屋をやりたいと
大家・太郎兵衛に相談する。
大家は、町の人に寄付を募る時、
最初に金持ちの人の所に行くよう助言する。
八五郎が寄付を募りに出ると、
早々に大家の元に戻ってきた。
八五郎は質屋・徳力屋に寄付を募りに行ったが、
徳力屋の番頭はたった三文しか出さなかった。
これに八五郎が怒ると、徳力屋の旦那が出てきた。
旦那は額を増やすかと思いきや、一文に減らしてしまう。
八五郎が怒りを増し、一文銭を投げつけて旦那に飛びかかるが、
逆に煙管で頭を殴られてしまった。
話を聞いた大家は、奉行所に願い出ることを八五郎に勧める。
奉行所にて、徳力屋の旦那と八五郎は、それぞれ言い分を話す。
南町奉行・大岡越前の下した裁きは、
八五郎が天下の銭を粗末に扱ったという理由で、
八五郎に五貫(=五千文)の罰金を言い渡す。
しかし五貫をまとめて払うことは無理であるとの判断から、
八五郎は毎日一文ずつ中継ぎの徳力屋に支払い、
徳力屋の主人は毎日これを奉行に持参するようにと命じる。
八五郎は話が違うと大家に文句を言うが、
大家は明日から面白くなると笑い出す。
桂南光 「五貫裁き」(39:16)
桂南光 「五貫裁き」(39:16)
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