【『鏡屋女房』大雑把なあらすじ】
ある村の男達が伊勢参りをした帰りに
大阪へ立ち寄った時のこと。
「おんかかみところ(御鏡処)」
と書かれた鏡屋の前に、
美しい女性が座っていた。
男達は看板を「御嬶見処」と認識し、
ここは美人の女房を見せる場所なのだと誤解する。
男達は村に帰るとこの「見処」の話を広め、
翌年、同じ村の集が伊勢参りをして
大阪に立ち寄り、噂の場所へ行ってみる。
鏡屋は既に引っ越しをして、
今は三味線屋になっており、
美女ではなく老婆が座っていた。
TOKAI亭勇楽「松山鏡」.MOV(10:01)