【『鰍沢』大雑把なあらすじ】
旅の男が(今の山梨県にある)日蓮宗総本山の
身延山久遠寺へお参りをし、
毒消しの護符を買った帰りの道で、
大雪にまかれて遭難しかける。
そこに一軒の家を見つけ、
男は助けを求めて中に入れてもらう。
家には年の頃24,5くらいの女が一人だけ。
話をするうち、その女が
男の知っている吉原の元遊女だと分かる。
男は、その遊女は心中で死んだと聞いていたが、
女は心中をし損ねてここに住んでいるという。
男は助けてくれたお礼にと、小判を差し出す。
男は女に勧められて卵酒を
少しばかりいただき、奥の部屋で横になる。
女が買い出しのため外出すると、
入れ替わりで亭主が帰ってくる。
亭主はまだたくさん残っていた
卵酒を一気に飲むと、突然苦しみ出す。
女が帰ってくると、亭主が苦しんでいて驚く。
女が亭主を介抱しながら、
卵酒には毒が入っていて、旅の男を毒殺して
所持金を奪い取る算段であったことを話す。
奥の部屋で横になっていた旅の男がこの話を聞くや、
毒で上手く動かない体を起こして逃げ出す。
途中、先程買った毒消しの護符を飲み込むと体が回復するが、
女が鉄砲を持って追いかけてきていた。
早起き名人会 第60回 「三遊亭圓生」〜「鰍沢」の巻 S56 08 01(33:48)
【落語選】 六代目 三遊亭圓生 鰍沢1/3(10:51)
【落語選】 六代目 三遊亭圓生 鰍沢2/3(09:59)
【落語選】 六代目 三遊亭圓生 鰍沢3/3(09:33)
圓生十八番(追悼番組) 「首提灯」(一部) フジTV S56 09 04 (22:02)
鰍沢1/3 林家彦六(11:13)
鰍沢2/3 林家彦六(11:06)
鰍沢3/3 林家彦六(11:42)
「鰍沢雪の夜噺」 林家正蔵(23:55)
早起き名人会 代演 金原亭馬生 「鰍沢」.wmv(23:57)