【『紙屑屋』大雑把なあらすじ】
道楽者の若旦那が勘当され、
大工の棟梁の家に居候する。
若旦那が居候を続けるうち、
棟梁の奥さんと折り合いが悪くなったので、
若旦那は棟梁から奉公を勧められる。
棟梁は若旦那に、奉公先として紙屑屋を紹介する。
若旦那は紙屑屋を訪ねて、
早速主人から紙屑の分類の仕方を教えられる。
また仕事のコツとして、紙に書かれた文章は読まずに、
さっさと分類すれば仕事がはかどる、とも教えられる。
主人が出かけて、若旦那は紙屑の分類を始めるが、
紙屑に書かれた恋文を読むのに夢中になったり、
都々逸や義太夫の底本を読んでのめり込んだり。
「紙屑屋 」鈴々舎馬桜(21:36)
紙屑屋 桂小文治(27:46)