【『軽業』大雑把なあらすじ】
「伊勢参宮神乃賑(東の旅)」の一編。
喜六と清八が伊勢詣りから帰る途中のこと。
立ち寄った村でお祭りがあり、
見世物小屋が立ち並んでいた。
2人は興行師の呼び込みに誘われ、
「一間の大イタチ」
「糸細工貝細工」
「天竺の孔雀」
「竹の化け物」
「取ったり見たり」
といった口上でもぎ取りの見世物小屋に
小銭を払って入っていくが、
全部しょうもない騙され方をする。
騙され続けた後で、
2人は軽業の興行を行っている小屋を見つける。
銭を払う際、勘定を間違えたことによる
ちょっとしたやり取りをする。
2人が軽業興行の小屋に入ると、
ちょうど見世物が始まる。
口上言いの口上と、囃子方の演奏に合わせて、
早竹虎吉(実在した希代の軽業師)ならぬ
和屋竹野良一を名乗った太夫が、
綱の上にて軽業曲芸を披露していく。
観客は様々な芸を見て楽しむが、
太夫が大技を見せるところで、
誤って綱から落ちてしまう。
特選 米朝落語 「軽業」(東の旅より)(27:07)
桂春駒 「軽業」(21:40)
落語:東の旅1:笑福亭松之助「軽業」(12:18)
笑福亭岐代松 「軽業」(23:56)