【『近日息子』大雑把なあらすじ】
芝居好きな父親が、息子の与太郎から
明日、芝居の初日があることを教えられる。
芝居は千秋楽になったばかりなので、
おかしいと思った父親が話を聞くと、
与太郎は「近日」を一番近い日→明日と
解釈していたことが分かる。
父親は与太郎に、機転を利かせるよう話し、
少し試してみるが、
与太郎は少しずれた機転の利かせ方をしてばかり。
父親は与太郎の馬鹿さ加減に
開いた口がふさがらない(「頭が痛い」などの場合も)と告げると、
与太郎は急いで外へ出て行く。
しばらくして、医者が訪ねてくる。
医者は与太郎から、父親が病気になったから
診て欲しいと言われて来たのであった。
父親の言葉を、与太郎は病気だと解釈していた。
医者が首をかしげるのを見て、
与太郎は自分なりに機転を利かせて棺桶を買ってきた。
近所の人達は、
父親と与太郎の家に、医者が入ったり
棺桶が担ぎ込まれるのを見て、
与太郎の父親が亡くなったものと思いこむ。
近所の人達はお悔やみの言葉をどう言ったらいいか話しつつ、
弔問に訪ねるが、父親は何事もなく生きていた。
桂文朝 「近日息子」(20:34)
「近日息子」柳家喜多八(20:53)
[王子俳優寄席]「近日息子」【giggle tv】(16:45)