【『紀州』大雑把なあらすじ】
江戸幕府第7代将軍・徳川家継が享年8歳で亡くなる。
当然世継ぎはいないため、徳川御三家の中から選ぶことに。
評定により、尾州侯・徳川継友と紀州侯・徳川吉宗のどちらかを
第8代将軍に任命することになる。
将軍を決める日、尾州侯が駕籠に乗って登城する途中、
鍛冶屋から「トンテンカン、トンテンカン」という音が聞こえる。
尾州侯にはこの音が「天下取る、天下取る」に聞こえ、
これは縁起が良いと上機嫌で将軍を決める場に出る。
尾州侯は将軍の任を問われた際、
体面を気にして一旦断りの言葉を述べる。
次に紀州侯が将軍の任を問われると、
尾州侯と同様に断るかと思いきや、
将軍の任を受けてしまう。
尾州侯ががっかりしながら駕籠に乗って下城をすると、
また鍛冶屋から「トンテンカン、トンテンカン」の音が聞こえてきた。
「紀州」春風亭小朝(00:00)
6代目三遊亭圓生『紀州』-rakugo-(16:59)