【『孝行糖』大雑把なあらすじ】
馬鹿ではあるが親孝行な与太郎が、
奉行から親孝行の功で青挿し五貫文の褒美を賜る。
長屋の一同は、与太郎に褒美をただ渡しただけでは
すぐ無駄に使ってしまうからと、
これを元手に商売を始めさせようと案を出す。
最近話題の人気役者・嵐璃寛と中村芝翫にちなむ
「璃寛糖・芝翫糖」と名付けた飴が売れているからと、
与太郎には「孝行糖」と名付けた飴を売らせることに。
長屋の一同は与太郎に、商売に必要な道具を用意し、
飴を売る時の口上などを覚えさせて、
飴売りの商売を始めさせる。
「孝行糖をなめた子供は親孝行になる」という話が広まり、
孝行糖は飛ぶように売れる。
商売が順調に行くので与太郎も気を良くし、
毎日のように飴売りに出る。
ある日、与太郎は閑静な水戸様の御門前で、
いつものように飴売りの口上を始める。
水戸様の御門前は江戸で一番取り締まりが厳しい場所とされ、
大声で飴売りの口上を続ける与太郎に対して
門番が飛んできて一悶着が起きる。
落語 孝行糖 2-1 (三代目三遊亭金馬)(10:01)
落語 孝行糖 2-2 (三代目三遊亭金馬)(05:49)
孝行糖 古今亭志ん五(10:17)