【『町内の若い衆』大雑把なあらすじ】
大工・八五郎が兄貴分の男の家に立ち寄ると、
兄貴は寄り合いに出ていて留守であったが、
兄貴の奥さんにもてなしてもらう。
兄貴の家で茶の間を増設中であることから、
八五郎は兄貴のことを働き者だと褒めるが、
奥さんは「町内の若い衆がよってたかって
こしらえてくれたようなもの」と、
八五郎としては嬉しいことを言ってくれる。
八五郎が上機嫌で兄貴の家を出るが、
帰り道で兄貴の奥さんと自分の女房との
あまりの違いに情けなくなりながら帰宅する。
自分の女房に先程の出来事を話し、
同じ事が言えるのかと問えば、
じゃあ建て増ししろと返される。
八五郎が逃げるように外へ出て銭湯に行くと、
その途中で友人とばったり会う。
八五郎は友人に事の経緯を話し、
友人に自分の女房と話をして、
自分を褒めることを言ってみたら
どう対応するか試してもらう。
友人は八五郎宅を訪ね、
八五郎の女房に対して、
八五郎の家について褒めようとするが、
褒められるような箇所が見つからず。
友人は何にもない部屋について褒めたり、
そこら辺を這っている虫について褒めたりする。
友人が無理に褒め続けているうちに、
八五郎の女房が妊娠していて、
もうすぐ子供ができることが分かったので、
友人はこれを褒め始める。
名作落語 22 五代目 圓楽 町内の若い衆(15:14)
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