【『探偵うどん』大雑把なあらすじ】
明治時代、刑事が探偵とも呼ばれていた頃のこと。
本所深川で通行人が財布を盗られる事件が発生する。
警察は非常線を張るも、泥棒はなかなか網にかからず。
夜になり、屋台の夜鳴きうどん屋が通りを流していると、
一人の男から声をかけられる。
男はうどん屋の服を着て屋台を担いでみたいとお願いしてきて、
半ば無理矢理、うどん屋の主人から衣装と屋台を借りる。
男はうどん屋の出で立ちで本所深川の非常線から出た後、
一緒について来ていたうどん屋の主人に屋台と衣装を返し、
お礼に金銭をはずむ。
うどん屋の主人は金など受け取れないとつっぱねるが、
男は自分の素性が泥棒であり、
うどん屋のお陰で警察から逃れられたお礼だと明かす。
それではとうどん屋の主人は、自分のうどんを一杯食べて、
それに金を払って欲しいと提案する。
古今亭志ん生探偵うどん(09:40)