【『たちぎれ(立ち切れ線香)』大雑把なあらすじ】
船場の店の若旦那が丁稚の定吉から、
親戚一同が集まって何を話しているのか聞き出す。
話は金遣いの荒い若旦那の処遇についてで、
若旦那を鱶の餌にするとか乞食にするとか酷い扱い。
若旦那は血相を変えて親類達の会談の場に怒鳴り込み、
乞食にするならなってやると啖呵を切る。
若旦那の言葉から、親類は本当に若旦那を
乞食にしようと準備を始めたため、
若旦那は何でもするからと慌てて取り消す。
結果、若旦那は百日の間、蔵住まいをすることに。
なぜこのような事態になったのか、話は一年前に遡る。
若旦那は寄り合いの後、芸者の小糸に一目惚れする。
一方、小糸も若旦那を好きになり、相思相愛の仲となる。
だが若旦那は芸者の小糸と会うために、
莫大な大金を使ってしまっていた。
若旦那が蔵住まいを始めると、小糸から手紙が届き始める。
手紙は毎日のように届いたが、八十日目を最後に手紙は来なくなる。
百日が明け、若旦那は番頭により蔵から出してもらう。
番頭は、手紙を百日続ければ一緒にしようと思っていたが云々言いつつ、
最後に受け取った手紙を若旦那に渡す。
若旦那はその手紙を読むと、
蔵の中で願掛けをした天神様へお参りに行くと言い出す。
若旦那はお供の丁稚を早々に撒いて、
小糸のいる店へ急行する。
若旦那は店の女将に通されると、
小糸に会ってくれと一柱の位牌を渡される。
文枝 立ち切れ線香(29:14)
文枝 立ち切れ線香(14:57)
桂文枝 「立ち切れ線香」(31:44)
桂文枝 「立ち切れ線香 」(31:44)
桂米朝 「たちきれ線香」(38:52)
たちぎれ線香 米朝(39:55)
桂米朝 「たちきれ線香」(38:52)
桂吉朝 「たちきれ線香」(45:40)
春風亭柳好(三代目) たちきり*(22:19)
浪速てんぐ寄席『むらさき亭』 2013/05/20 立ち切れ線香(56:42)
訥庵寄席 千里家千太 『立切れ線香』 .mov(15:01)