【『ちきり伊勢屋』大雑把なあらすじ】
8月のある日のこと。
麹町の質屋・ちきり伊勢屋の若旦那・伝次郎が、
高名な占い師・白井左近に縁談の吉凶を占ってもらう。
伝次郎の顔には来年2月15日に死ぬという死相が出ていた。
父の代からあくどい商売で莫大な金を貯めた
その因果で伝次郎が早死にするという。
伝次郎は左近から、残り少ない人生でなるべく善行を積み、
来世では長生きできるようにと助言される。
伝次郎は身代を使い切る勢いで施しを与え、
時には金に困って自殺しようとしていた母娘を救う。
また同時に遊興も行い、お金を使って使って使いまくる。
期限である2月15日、伝次郎は派手な葬式を挙げて
棺に入るが、予定通りには死なない。
2月15日を過ぎ、伝次郎は無一文の宿無しで生き延びる。
伝次郎が高輪をふらついていると、
かつて自分の死を占った左近を見つけたので問い詰める。
再び面相を見てもらうと、母娘を自殺から救ったことで
死相が解け、80歳まで生きるという。
伝次郎は無一文でそんなに長生きしてもしょうがないと文句を言うと、
左近から行くと良いと言われた品川へ向かう。
名作落語01 三遊亭金馬 ちきり伊勢屋 前編(57:14)
名作落語01 三遊亭金馬 ちきり伊勢屋 後編(59:03)
三遊亭金馬(四代目) ちきり伊勢屋*(1:35:39)
三遊亭圓生(六代目) ちきり伊勢屋*(2:15:19)
名作落語45 三遊亭圓生 ちきり伊勢屋(1:34:31)