【『富久』大雑把なあらすじ】
年末、たいこ持ちの久蔵は仕事でしくじりをし、
金欠の貧しい生活をしていた。
久蔵はつきあいで売れ残りの富くじ1枚を買い、
家の神棚に飾ってくじが当たるようお祈りし、
大金を得た時のことを空想しながら寝入る。
そこへ火事を知らせる半鐘が鳴る。
火元がしくじりをした旦那のいる芝方面と聞いて、
久蔵は急ぎ駆けつけ火事見舞いをする。
火が消えて、久蔵は大きな被害もなく
無事な旦那の家で一休みしていると、
今度は久蔵の家の方で火の手が上がる。
久蔵が急いで戻ると、自宅は全焼していた。
久蔵が旦那の家の厄介になって数日後、
以前買った富くじの抽選が行われる。
久蔵の買った富くじが1等千両の大当たり。
久蔵は大喜びをするが、肝心の当たりくじは
先日の火事で無くなっていた。
富久(28:28)
落語「富久」 桂文楽(24:27)
富久:古今亭志ん朝(1:01:38)
# 古今亭志ん朝 富久(1:00:15)
早起き名人会「代演」 立川談志「富久」.wmv(24:33)