【『唐茄子屋政談』大雑把なあらすじ】
道楽者の若旦那が勘当され、
各所を転々とするうち
みすぼらしい無一文になり身投げを図る。
そこへ通りがかった叔父が(元・)若旦那を助け、
翌日に唐茄子(カボチャ)を売り歩くよう指導する。
若旦那は慣れない商売を行うが、
人情に厚い人達のおかげで
唐茄子は売れていく。
行商の途中、若旦那はかつて道楽をした
吉原を見て往時をのろける。
若旦那はわずかに残った唐茄子も全部売るため
長屋の通りを歩いていると、
一人の奥さんから呼び止められる。
その奥さんは子供に満足に食事も与えられず、
若旦那が無一文だった頃よりも酷い有様。
昨日今日で人情の厚さを知った若旦那は、
今日の稼ぎを奥さんに渡してしまう。
名作落語 12 さん喬 唐茄子屋政談 @(14:29)
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唐茄子屋政談・古今亭志ん朝(38:02)