【『次の御用日』大雑把なあらすじ】
丁稚・常吉が用事を済ませて、
丁稚仲間から一人遅れて食事をしていると、
主人・堅気屋佐兵衛から別の用事を申しつけられる。
佐兵衛の娘・いとが縫い物の稽古に出るので、
常吉はそのお供に出ることに。
いとと常吉が人通りの少ない浜を歩いていると、
向こうから大男が歩いてきた。
いとが怖がったため、二人は用水桶に隠れる。
大男は佐兵衛の借家に住む天王寺屋藤吉で、
藤吉が法被を日よけに広げていたのを、
いとと常吉が大男と勘違いしたのである。
藤吉は更に怖がらせようと、
いとに法被をかぶせて「アッ!!」と叫んで驚かす。
いとはショックで気絶してしまう。
常吉が急いで家に戻って人を呼び、
いとは医者に診てもらう。
いとは命を取り留めて目を覚ますが、
記憶を失い、健忘にかかる。
佐兵衛は一人娘をこのような目に遭わされたことから、
奉行所に訴え出る。
奉行は佐兵衛の訴状を読むが、
状況がよく分からず、
常吉に事のあらましを尋ねる。
桂枝雀 「次の御用日」(昭和57年)(29:57)
桂枝雀 次の御用日*(29:57)
桂米朝 次の御用日(22:48)
笑福亭仁鶴 「次の御用日」(27:34)