【『ねずみ』大雑把なあらすじ】
仙台で、旅の男が子供に客引きをされ、
その子と父親が二人で営む「ねずみ屋」に泊まる。
ねずみ屋は粗末な建物で、
父親は腰が立たず寝たきりである。
旅の男は、なぜこのような宿屋を
営んでいるのか父親に尋ねる。
父親は、以前は仙台一大きい宿屋「とら屋」の主人であったが、
客同士の喧嘩を止めに入った時に
腰を痛めて寝たきりになってしまった。
父親がろくに動けないのをいいことに、
後妻は子供につらくあたり、寝たきりの夫の世話をせず。
父と子は離れの粗末な建物(=ねずみ屋)に避難したところ、
後妻と番頭に宿屋を乗っ取られてしまったという。
この話を聞いた旅の男(名工・左甚五郎)は、
この父子のためにねずみを彫り上げて宿を発つ。
左甚五郎作のねずみが見られるらしいと
近所の人がねずみ屋を訪ねて彫り物を見ると、
本物のねずみのように動き回る。
甚五郎が作った動くねずみの評判により
ねずみ屋は大繁盛する一方、とら屋は廃れだす。
面白くないとら屋の主人(元番頭)は、
仙台随一の腕を持つ者に虎の彫り物を作ってもらう。
とら屋が虎の彫り物をねずみ屋の方に向けて設置すると、
ねずみ屋のねずみは動かなくなってしまった。
「ねずみ」 桂歌丸.(29:23)
扇橋 ねずみ(20:14)
名作落語 02 志の輔 ねずみ @(11:13)
名作落語 02 志の輔 ねずみ A(11:21)
名作落語 02 志の輔 ねずみ B(13:53)
第2回勘々勘珍二人会 二「ねずみ」 料亭 彦柳(37:07)
2012年3月20日の一席。
おどごすた〜ず もう世「ねずみ」1/2(14:19)
おどごすた〜ず もう世「ねずみ」2/2(14:09)