【『人形買い』大雑把なあらすじ】
長屋にて。
神道者の赤ん坊の初節句で、
長屋の者にちまきが配られた。
長屋の月番であった二人の男が皆からのお金で、
お返しに赤ん坊へ贈る人形を買いに行く。
人形屋にて。
男達は店の者と交渉して、
人形を値引きして買うことに成功する。
豊臣秀吉の人形と神功皇后の人形の
どちらを買うか、
長屋に戻って相談することに。
店の小僧が二体の人形を運ぶため、
一緒に長屋へ向かう。
その道中、小僧がこの人形は
一昨年の売れ残りで、
もっと値切ることが出来たことを話し、
男達は悔しがる。
再び長屋にて。
男達は長屋の易者に相談する。
易者は神功皇后の人形が良いと占った後、
見料を請求してきたので男達はこれを支払う。
次に男達は長屋の講釈師に相談する。
講釈師は「太閤記」の講釈をした後、
豊臣家は二代で滅んだことから
神功皇后の人形が良いと話した後、
木戸銭などを請求してきたので
男達はまた金を支払う。
笑福亭仁鶴 「人形買い」(31:16)
「人形買い」三遊亭圓生(26:18)
三遊亭圓生 「人形買い」(26:18)