【『船弁慶』大雑把なあらすじ】
恐妻家の喜六が、清八に誘われて
大川へ船遊びをしに行くことに。
喜六はよく「弁慶(他の人のお金で遊ぶ者の隠語)」
と呼ばれているので、今日は自腹を切ると意気込む。
喜六は妻のお松に、仲間内で大事な話し合いが
あると嘘を言って出かける。
大川への道中、喜六は清八に
妻の恐ろしさを語って聞かせる。
先日、湯豆腐を買ってくるようお使いを頼まれた時、
買ってくる物を2回間違えただけで
井戸水につけられたりお灸を据えられたりを
繰り返されるせっかんを受けたという。
二人が大川へ着くと船に乗り、
飲み食いをして興が乗ると源平踊りを始める。
そこへ友達と一緒に川へ来たお松が、
話し合いをしているはずの夫が
踊っているのを目撃する。
枝雀 『舟弁慶』 1/2 rakugo(09:56)
枝雀 『舟弁慶』 2/2 rakugo(10:25)