【『姫かたり』大雑把なあらすじ】
年の瀬が迫ってきた浅草観音に、
正月用の注連飾り(しめかざり)を売る声が響く。
そこへ美しい姫君がお供を連れて参詣するが、
持病の癪がもとで倒れてしまう。
お供の者は急いで近くに住む医者に診てもらう。
しかしその医者は高利の金貸し業も行って
金儲けをしている悪徳ヤブ医者であった。
医者は診察相手から金欲・色欲を満たせると
姫君の触診をしたところ、姫君が悲鳴を上げる。
するとお供の者たちがなだれこんで医者を取り囲み、
命が惜しければこの場にいる者全員分の
口止め料を支払うよう要求する。
志ん生 姫かたり(18:15)
「姫かたり」古今亭志ん生. (20:43)