【『宿屋仇(宿屋の仇討)』大雑把なあらすじ】
明石の武士・万事世話九郎が
大坂・日本橋の宿屋に泊まる際、
今日は静かに寝たい旨を手代の伊八に伝える。
しかし隣の部屋に泊まった源兵衛、清八、喜六の三人組は
伊勢参りの帰りで、飲めや歌えのドンチャン騒ぎ。
世話九郎は伊八を呼びつけ、
静かな部屋に変えるよう伝えるが、
開いている部屋が無いため、
伊八は三人組に静かにしてもらう。
三人組は一時的には静かにするが、
話をするうち相撲を始めてまた騒ぎ出す。
世話九郎はまた伊八を呼び、
三人組は再び静かになる。
静かになったところで
今度は源兵衛が色事の話をし始める。
源兵衛は、ある武士の人妻と弟を手にかけたことを話し、
興が乗って囃し立てるうち三人組はみたび騒ぎ出す。
世話九郎もみたび伊八を呼ぶが、
今度は静かにしてもらうためではなかった。
世話九郎は隣から漏れ聞こえてきた話から、
探していた弟と妻の仇が隣の部屋に
いることが分かったので、
仇討ちを行いたいと言い出す。
音声のみ。
桂枝雀「宿屋仇」 (STEREO放送開始第二夜).wmv(53:15)
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