【『淀五郎』大雑把なあらすじ】
近日、歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』を上演する一座で、
塩冶判官をやる予定の役者が病にかかったため、
座頭が若手の澤村淀五郎を代役に立てる。
本番当日、判官切腹の場面で、
大星由良助を演じる座頭が
淀五郎の演技の下手さにがっかりする。
この場面では本来、
由良助が切腹する判官のそばに寄るはずが、
座頭演じる由良助は花道に平伏したままで話が進んでしまう。
芝居の後で淀五郎が座頭に話を聞くと、
判官ではなく淀五郎が切腹しているのだから
由良助がそばに駆け寄るはずがないと返される。
歌舞伎の上演はその後も続くが、
切腹の場面ではやはり由良助が駆け寄らない。
淀五郎は意気消沈し、
本当に舞台で切腹しようかと思い始める。
三遊亭圓生 - 淀五郎(2/4)(09:49)
三遊亭圓生 - 淀五郎(3/4)(09:28)
三遊亭圓生 - 淀五郎(4/4)(09:59)