【『夢八(夢見の八兵衛)』大雑把なあらすじ】
よく居眠りをして夢を見る八兵衛のところに、
甚兵衛が非常に割のいい仕事の話を持ってくる。
仕事の内容は、ある長屋の家で一晩、
つりの番をすることだという。
これを聞いた八兵衛は、
夜釣りの番をするものと思いこむ。
八兵衛は案内された長屋の家で、
用意されたご飯を食べ、
居眠りをしないようにと甚兵衛から
渡された割り木で床をトントンと叩き続ける。
甚兵衛が外に出て鍵をかける前、
奥にあるむしろの向こう側を
見ないように注意されるが、
八兵衛はこれを覗いてしまう。
むしろの向こうには、
首吊り死体が吊るされていた。
つりの番というのは、吊りの番であった。
恐ろしいことに気付いてしまった甚兵衛は、
割り木を熱心に叩き続ける。
その音に引き寄せられ、
長屋の化け猫がやって来る。
化け猫が八兵衛を更に怖がらせようと、
死体に息を吹きかけて言葉を話させる。
八兵衛は死体に言われるまま、
「伊勢音頭」を歌い始める。
桂小南(二代目) 夢八(夢見の八兵衛)(18:45)
音声のみ。
中学生の落語 夢八(1/2)(10:00)
中学生の落語 夢八(2/2)(06:12)