【『夢金』大雑把なあらすじ】
ある船宿に、金を欲しがる寝言を
発するほど守銭奴な船頭・熊蔵がいた。
雪の夜、熊蔵が今日も金を欲する
寝言を発しているところに、
ちょっと訳あり気味の侍とその妹が訪ねてきた。
侍は船を出して欲しいと依頼してきたが、
既に宿の船頭は出払っており、
残っている船頭は熊蔵一人だけ。
熊蔵は雪の夜になんぞ出たくないと断るが、
侍が十分な酒手(正規の賃金とは別に出す心付け)を
出すと言うや、すぐに依頼に乗る。
雪の川中、熊蔵が船を漕いでいる内に、侍の妹が眠る。
熊蔵が侍の様子から、2人が兄妹であるという点に疑問を持つ。
熊蔵は目的地へ到着する前に
酒手をもらっておきたいので
わざと船を荒っぽく漕ぐと、
侍は熊蔵を近くに呼んで金儲けの相談を持ちかけてくる。
夢金・1/古今亭志ん朝(35:13)
夢金 蜃気楼龍玉(30:31)
「夢金」柳家三三(28:50)