【『藁人形』大雑把なあらすじ】
千住に住む六十過ぎの乞食坊主・西念が、
女郎屋の若松屋で、女郎のお熊に声をかけられる。
お熊は元は糠問屋の娘で、
今日は親の命日だから拝んでくれと西念に頼んできた。
供養の後、お熊は西念が父親に似ているなどと話し、
西念とお熊は親しくなる。
ある日のこと。
お熊は西念に、近々旦那に身請けされ、
駒形に絵草紙屋を持たせてもらうことを話す。
店を持ったら、西念を引き取って
父親同然に世話をするという。
それから数日後のこと。
お熊は西念に、
いい物件があるのだが、
旦那が帰ってくるまで金が無く、
手付け金が払えなくて困っていると告げる。
西念は貯めていた三十両をお熊に渡す。
また数日後。
天候の悪い日が続き、西念が風邪を引く。
薬を買うお金も無いため、お熊にお金を借りに行く。
しかしお熊は西念に金を貸すどころか、
西念から大金を巻き上げられるか
仲間内で賭けをしていたことを話し、
騙し取ったことを得意げに語る。
騙されたと分かった西念は飛びかかるが、
女郎屋の若い衆に追い出される。
桂歌丸 「藁人形」(24:32)
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