アニメ『レンタルマギカ』の次回予告で表示される
用語の解説文章をまとめています。
こちらでは1クール目の#1から#12までを記述しています。
講師役は、1クール目は全て「穂波・高瀬・アンブラー」
用語解説まとめ(#1-#12)/用語解説まとめ(#13-#24)
#1「魔法使い、貸します」(#2予告)
魔法、神秘、怪物、妖怪―――呪力を帯びるさまざまな現象が発生する
時間のこと。
必ずしも夜に限らないが、〈協会〉の統計では93.3%の霊的現象は夜に発生
する、もしくは擬似的な夜を発生させるとの報告がある。
また、その24%程度は、軽微な呪波汚染を、3%程度は四級以上の呪波汚染
を伴い、〈協会〉に所属する魔術結社は魔術の夜の報告義務を課されている。
黒板「まぎなぃと」
#2「魔女の誓い」(#3予告)
神道において神を降ろす場合、本来は審神者を同席させる。
でなければ、いかなる神が降りてきたのか分からず、また狐などの低級霊が
位の高い神を詐称することもあるためだ。
ほかにも、巫女に降りてきた神が暴走した場合、この審神者が神をなだめ、
落ち着かせる役目を持つ。
ゆえに、審神者は、時に神降ろしの巫女以上に重要視され、危険な役目と目
されている。
黒板「さにわ」「(埴輪の絵に×印)」
#3「神々の禊ぎ」(#4予告)
魔法の力の副作用によって発生する特殊現象。
変質した呪力により現実がねじ曲げられ、普通ならあり得ないような怪奇
現象が引き起こされる。
そのほとんどは、呪波汚染の影響を受けた場所が過去に戻る〈回帰〉と、
その場の物質や生命に魔術的要素を与える〈付与〉、汚染した魔法が肥大
化して暴走する〈呪詛〉の3つに分類される。
多くは〈核〉と呼ばれる呪波汚染の焦点があり、それを処理することで
沈静化することができる。
黒板「じゅはおんせん」「(温泉マーク)」
#4「ひとりじゃないから」(#5予告)
ソロモンは古代イスラエル王国の三代目の王にして、その叡智と魔術をもって
数多くの魔神と精霊を従え、イスラエルに至上の繁栄をもたらした人物。
72の魔神は、そのソロモンに仕えた魔神の中でも、他の者には扱えないために
封じられた強大な存在なのだ。このソロモンの魔術を継承し、古代からの叡智を
磨き続けてきたのが、ソロモンの末裔たちである。特にアディリシアの父、
オズワルドの魔術は始祖ソロモンに匹敵するという。
黒板「そろもんのすえ」「(アディリシアの似顔絵に×印)←ブス」
#5「魔術の夜(マギ・ナイト)」(#6予告)
魔眼、邪眼などの視線により発動する魔術、または魔術的能力の一種。
人間がまだ人間に進化する以前から存在したと考えられている、最古の魔術
のひとつである。
中でも妖精眼は、見えないはずの物を“観る”能力であり、あらゆるものの
“本質”を見通す力だ。しかし同時にそれは、人間としてのキャパシティを
大きく超えた行為でもあり、無闇やたらに使えば恐ろしい反動を引き起こすだろう。
黒板「ぐらむさいと←重要!」
#6「妖精眼(グラムサイト)」(#7予告)
錬金術によって産み出される人工生命体。
神による生命の創造を模倣したもので、錬金術におけるひとつのハードルである。
人間の体液をはじめとする材料をフラスコに閉じこめ、40日の間暖めることで
誕生し、その後40週間培することで完成する。ただし完全体とするためには、
賢者の石をはじめとする錬金術の奥義が必要だという。
その姿は少女だったり、産まれながらに老人だったり、両性具有の小人だとも
言われる。
黒板「ほむんくるす」「サンカイ ハヤクチデ イッテミソ」
#7「赤い髪の少女」(#8予告)
他の木に寄生して育つ特殊な植物で、ヨーロッパでは神聖な存在と考えら
れている。
特に古代ケルトでは、樫(コナラ)の木に生えたヤドリギを不死と再生を象徴し、
より高い次元との入り口を開いてそこから力を導き出す門であるとみなしていた。
ケルトの魔術師たちはヤドリギの下で儀式を行い、万能薬や敵を討つ武器として
用いたのだ。
黒板「やどりぎ」「(ヤドリギの絵)←つまようじ カナリタカイラシーゾ」
#8「温泉魔法」(#9予告)
洋の東西を問わず、温泉は魔術において重要な意味合いを持つ。
ヨーロッパにおいては癒しの意味合いが強い。「泉の中の泉」といわれ、バス
(お風呂)の語源となったとされる英国の温泉バースは有名である。
また、東洋においては、入浴者に「力」を与える龍穴であり、金運や勝負運を
与えるともいわれる。古代ローマ・エジプトにおいては、酒場のかわりでもあり、
魔術師同士がかかわる場所でもあった。
とりわけ、風水やエジプト魔術、魔女術(ウィッチ・クラフト)では重要視
され、他の魔術薬との併用により、画期的な効用をもたらすといわれる。
黒板「(温泉マーク) さかさくらげ なんてしらないよね」
#9「父を継ぐ者」(#10予告)
魔術師同士がお互いの利害が対立した時に行なう、一定のルールに則った決闘。
命を賭けた死闘になる場合もあれば、コインの表裏を当て合うだけで終わる
こともある。魔術師や魔術結社が無制限に戦いと復讐を繰り返すことを止める
ために取り決められた。
本来は、同じものを参加する両者が占い、どちらの占いの結果が正しいかで
勝敗が決められていた。今の形は、ヨーロッパの決闘の伝統を受けて変化したもの
である。
黒板「フェーデ 不得手」
#10「ホムンクルスの涙」(#11予告)
「自分の意志で動くもの」というギリシャ語を語源とする、機械仕掛けの人形。
西洋からくり人形ともいわれる。ある意味で現在のロボット技術の先祖と
いえる存在。
生命の原理を解き明かすため、多くの錬金術師が自動人形の製作に手を染めており、
著名な自動人形には錬金術が応用されたものも少なくない。また、ある意味では
ホムンクルスやユダヤ教のゴーレムも自動人形の一種と考えることもできる。
黒板「オートマタ」「おおーっと またぁー!」
#11「死者に咲く花」(#12予告)
跳屍送尸術や剪紙成兵術によって使役される、人型の使い魔(アガシオン)
のこと。多くは魔術師の気と精霊を込めた呪符などでコントロールされるため、
この名がある。陰陽道における式神とほぼ同一の存在。
李青鳳の使役する紙兵は跳屍送尸術のバリエーションである、死霊を核として
泥などで実体を形成しているため、術者にかかる負担が非常に少なくなっている。
黒板「しへい」「(一万円札に×)」「オレは…疲弊」
#12「聖夜に捧げるレクイエム」(#13予告)
キリスト教の救世主の聖誕祭として世界的に祝われる冬の行事。元来は
古代宗教の夏至の祭りであり、太陽が死んで復活する日(一年で一番、昼間が
短い日であるため)として新年の始まりと考えられていた。
クリスマスの日に飾られるツリーは、北欧神話の世界樹を原型としていたり、
ヤドリギの下での愛の告白の行事にはケルト魔術の流入が見られるなど、
数多くの魔術儀式がミックスされている。
黒板「クリスマス」「いやー今年一年ツラカッタ…」
CM
【レンタルマギカ スペシャルアルバム THE縁起物〜聴くと幸せになれる(かも)CD】
このCDを聴くと幸せな気分になれるかもしれません。
アストラルの皆さんが歌う「聖なる夜に」(クリスマスソング)と
「歩いていこう。」、オリジナルドラマ、コミネリサが歌う「紅の伝説」、
なぞの幸せ(?)ソング「ついてる百回ソング」等が収録されている。
初回封入特典:猫星教特製 読者プレゼント用魔除御札
黒板「これはCMです」「センチメートルじゃない♪」