クイズマジックアカデミー2 備忘録
(8)加点システム
ここでは、「クイズマジックアカデミー2」に関する、様々な事柄を記述していきます。
特に断り書きがない場合、基本的に
「本作」=「クイズマジックアカデミー2」
「前作」=「クイズマジックアカデミー」
「ロケテスト」=「クイズマジックアカデミー2のロケテスト」
です。
- 正解時の加点
- クイズに正解した時に得点は加算されます。
- 間違えたり制限時間をオーバーした場合は得点を得られません(得点を減算されることはありません)。
- 1形式における満点は100点です。
- (100/6)点を取り続けた場合、得点表示は「16.66」→「33.33」→「50.00」となります。内部処理では1問当たり100点満点とし、表示時に6(または12)で割って、小数点第3位以下を切り捨てて表示しています。
- 前作では16.66の次が15.00だったため、同じ1問正解でも大きな格差が出ました。本作では16.66の次が16.65というスコアであるため、1問当たりの格差が縮まりました。一見すると差が付きにくく感じますが、加点数の変化が501段階と、かなりの細分化がなされています。前作に比べて、(0点の時以外)同点になるケースが減りました。
- 「〜ですが、では....」問題導入のためか、制限時間はどのクイズ形式でも1問20秒と一律です。
- 正解時の得点の算出法
公式: y = 70 + 18 * t / 1000
- tは正解時の時間で、「:」を除いた値を代入します。
- 計算式が適用されるのは t = (0 - 1665) の場合とし、 t=1666以上の時は「y=100」とします。
- 算出されたyに対し、予習・予選(1セット6問)では「1/6」、決勝(1セット12問)では「1/12」を行います。
例題)残り時間14:46の段階で正解した場合
t=1446
y = 70 + 18 * 1446 /1000
y = 70 + 26028 /1000
y = 70 + 26.028
y = 96.028
予習・予選時
96.028 / 6 = 16.004666....
決勝時
96.028 / 12 = 8.002333....
- ゲーム中、小数点第3位以下の表示は切り捨て処理されるので、見かけ上の得点はそれぞれ「16.00」「8.00」となります。
- 以上のことから、1問当たりの得点は次の通りです。
- 予習・予選時:「16.66666....」〜「11.66666....」
- 決勝時:「8.33333....」〜「5.83333....」
- 正解数の少ない方が勝つ可能性
- 1問正解時の最高点・最低点は前述の通りです。とはいえ、一方が正解の全てで最高点を得るのはまだ起こり得るとして、毎回0秒ピッタリの正解で最低点を取ることは非現実的です。本作のプレイ感覚から「ちょっと答えるのが遅かったかな」という段階の正解で14点前後(残り時間8秒前後)が一般的かと思われます。では6問1セットで「16.66」or「14.00」で得点を重ねたと仮定した場合、各正解数での得点はどのようになるのでしょうか。
0○:00.00
1○:14.00〜16.66
2○:28.00〜33.33
3○:42.00〜50.00
4○:56.00〜66.66
5○:70.00〜83.33
6○:84.00〜100.00
- 以上の通り、正解数に差が付いた場合、逆転は非常に困難です。本作が、正解数を重視した、ゲーム性よりもクイズ性に寄ったシステムへ移行したと考慮できます。
- 残り時間の拍動
- 解答時、残り時間の表示が「15:00」「10:00」「05:00」「04:00」「03:00」「02:00」「01:00」の時、その残り時間が大きくなったり小さくなったりと拍動します。このタイムで正解すると何らかの特典があるのではと勘繰りたくなりますが、平常の得点が加点され、特異な変化は見つからないので、単なるエフェクトと思われます。
- 100点満点
- 予選または決勝において100点を記録した場合、“100点満点”1回が記録されます。
- なお予習時に100点を取っても、“100点満点”はカウントされません。
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