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場面1 伊東の館
伊東祐親が伊東祐清に対し考えを伝える。北条を引っ張っているのは宗時で、宗時がいなくなれば北条は崩れる。祐親は善児に対し、宗時を闇討ちにすることを命じる。
善児「へえ」
場面2 石橋山、北条宗時の陣中
宗時が兵達に、目印として鎧に白い布を貼るよう伝え回っている。仁田忠常が、兵が一人多いと宗時に知らせる。忠常が「おいっ」と一人の男の肩を叩く。
善児「えっ」
忠常から呼びかけられた男・善児は立ち上がるやその場にいた兵から刀を奪い取り、宗時めがけて斬りかかる。宗時はこれを防ぎ、刀を構える。善児はこの場での暗殺は不可能と判断し、すぐに走って逃げ去る。
場面3 河原
宗時が工藤茂光と2人で北条館へ向かっている途中、河原にたどり着く。宗時が河原で水を汲んで振り返ると、茂光が声一つ上げず倒れていた。茂光の頭部には刃物が刺さっており、一目で殺されたと分かる。宗時が茂光に近付いてかがんだところ、宗時の背後に影が近付く。気付いた宗時が刀を手にしようとするが、それよりも早く善児の凶刃が宗時の首を刺す。善児は倒れ伏した宗時から巾着袋を奪うと、そのまま立ち去る。
時期
西暦1180年(治承4年) 8月
今回の被害者
工藤茂光(2人目)
北条宗時(3人目)
善児の裏の顔について知っている人物
私の個人的なメモ
善児の活動記録 (01)#01「大いなる小競り合い」 (02)#05「兄との約束」 (02+α)#07「敵か、あるいは」 (03)#09「決戦前夜」 (04)#11「許されざる嘘」 (05)#15「足固めの儀式」 (06)#20「帰ってきた義経」 (07)#22「義時の生きる道」 (08)#24「変わらぬ人」 |