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場面1 畠山の館
畠山重忠が梶原景時に、館に盗みに入った男を捕らえたことを伝えていた。重忠はその男の顔に見覚えがあり、伊東祐親の雑色(ぞうしき)だという。先頃、源頼朝が祐親に恩赦を与え、その下人も許すよう指図があったので、重忠は景時に、この下人を逃がして良いものか判断を仰いだ。下人は北条宗時の巾着袋を所持しており、重忠は宗時を殺したのはこの男ではと疑っていた。捕らえられていた男は善児であった。景時は頼朝に伝えると重忠に話す。
場面2 三浦の館
恩赦を与えられた伊東祐親・祐清親子が、身支度を整えていた。八重が立ち去り、親子2人だけになった。そこへ善児が姿を見せる。祐親は善児に「生きておったか」と声をかける。
善児「へえ」
善児が返答しつつ祐親に近寄ると、刃が振られる音。
場面+ 阿野全成の祈祷の場
阿野全成が実衣に、政子の胎内の子(源頼家)は定命(じょうみょう)が短いと話す。理由は、千鶴丸を殺めた者がまだ生きているためだった。
場面3 三浦の館
梶原景時が善児に、「わしに仕えよ」と命じる。
善児「へえ」
時期
西暦1182年(養和2年) 2月
今回の被害者
伊東祐親
伊東祐清
(5,6人目)
善児の裏の顔について知っている人物
私の個人的なメモ
善児の活動記録 (01)#01「大いなる小競り合い」 (02)#05「兄との約束」 (02+α)#07「敵か、あるいは」 (03)#09「決戦前夜」 (04)#11「許されざる嘘」 (05)#15「足固めの儀式」 (06)#20「帰ってきた義経」 (07)#22「義時の生きる道」 (08)#24「変わらぬ人」 |